毎日寒いですねえ。
朝はいよいよ-4~5℃くらいまで下がるようになりました。
夜も寒い・・・。
でも、思うんです。
何度も書いていますが、50年前はもっと寒かったです。
長野でも-10℃は何度もあった。
息をすると鼻の中がパキパキして凍っていた。
そしてなによりダイヤモンドダストを見れた・・・。
今はないですねえ。
そういえば、2月の初めに寒中休みっていうのがありましたよ。
たしか5日くらい。
それくらい寒かったということです。
白馬の小学生はスキーを履いて学校へ通っていたんだし、田んぼに水を入れて凍ったところを少し慣らしてスケートをしてましたよ。
いまではそんなに長い間、凍らないですからね。
諏訪の山手にある小学校では20年くらい前まで校庭に水を入れてスケートしてましたね。
諏訪湖が全面結氷して御神渡りしたときは、湖岸にせりあがった氷が背丈よりも高かったんです。
あの景色は今でも覚えていますが、全面結氷して氷の上にリンクが作られていてスケートをしていました。
たった50年前の出来事です。
その時はワカサギを釣りに行ったんですが、寒かったのと太陽の温かさを覚えています。
あと、もうひとつは新聞を体に巻いていけと親父に言われてごわごわするのを我慢して巻いていったんですが、そのありがたみがよ~くわかりました。
ウソのように暖かい。
自転車レースのジロ・デ・イタリアで山頂から一気に下る時に新聞を配っていて、それを選手がお腹に入れているのはそういう意味なんです。
お腹壊れますからね。
さて、今日の景色はこんな感じです。
夜のうちに降った雪が木々を白くしました。
この季節になるとこういう景色はたびたび見ることができるのですが、降雪量によって見える景色は変わります。
同じ景色を2度みることはない、ということです。
きれいですよね。
街灯の向こうに見える月が寒そうなのもまたいい感じです。
間違いなく温暖化しているのですが、それでもこの時期の朝は寒いです。
脱水症状と戦う夏を恋しいと思ってしまいますね。
この景色は今しか見ることができないのですが、もうひとつ。
この冷えた空気も今しか味わえないんです。
たしかに鼻が凍りそうになるほどは冷えていないんです。
それでも、このキンと冷えた空気は背中を丸くするにはもったいない。
これだけ寒くても木々には花芽がついていて、静かに春が来るのを待っています。
それを見るだけで元気になります。
長野の空といえば昔はどんよりとねずみ色だったのですが、今はスカッと真っ青の空を見る日が多くなりました。
積雪も少ないですし。
生活するには楽です。
さてと、シャキッとしたところで今日も楽しくいきましょう。
さあ、今日もいい1日にしよう!