因果応報。
原因があって結果がついてきます。
「なんて自分は運が悪いんだ！」
という人がいます。
たぶん運が悪い自分にしているのは自分なんですよね。
ものごとには不思議なことが多くあります。
勉強しなかった、制度をよく理解していなかった＝原因
試験に落ちた、３つ受けるべきところを２つしか受けなかった＝結果
例えたらたくさん出てきます。
もっと理解できないようなことも起きます。
でもそれらにはすべて因果関係があると思います。
自分は不思議だなあと思ったので以前少し本を読みました。
「原因と結果の法則」ジェームズ・アレン
他にもいろいろありました。
それらに書いてあるのはみな、
例外なく結果には原因があるということ。
「ヒヤリハット」、という言葉がありますが、建設業で生まれたものだと思います。
ヒヤリとしたことやハッとしたこと、これを書き留めて改善していくことでその先に起きたであろう大きな事故を防ぐという考え方ですね。
このヒヤリやハッとが原因ですね。
こういうことを考えるとみなわかっているんですよね。
自分の行動で気になることがあったらその時点で考え直した方がいい。
例えば、何か言われイラっとしたときに「はあ？」というのはカンタンです。
以前は自分もそうでした、瞬間湯沸かし器です。
ケンカッぱやい性格でまったくダメダメでした。
自分の行動や言動の何が良くないのかを考えていたら、何か言われたときにすぐに言い返さなくなりました。
言い返してもいいことはないんです。
相手が何を考えているのかまず知ること。
ジャッジするのはあとでいい。評価するなら後ですればいい。
その時にじっくりと何を言われているのか考えて、根っこにあることは何かを知ることです。
そして、
言わなくていいことは言わない。
これは自分の性格からしたら信じられない結論ですが、もうずっとそうしています。
何か言われるときはサンドバックです。
言われっぱなしで、何を考えているのか吟味します。
言い返されるよりも相手にしたらイヤかもしれませんし、反対に「言ってやったよ」という思いもあるかもしれません。全然かまいません。
その時の瞬発力は不要だと思っています。
自分を上げるも下げるも信用してもらうのもするのも、毎日の積み重ねです。
一番大切なのは、
自分の行動や言動で人を傷つけないかどうかをよく考えること。
いま言ったことやしたことは、すぐかもしれないし忘れたころかもしれないけど必ず自分に返ってきます。これは間違いないと思います。
全て良い結果で返ってくればいいのですが・・・。
信用を失うのは一瞬です。
本当に一瞬なんです。
そのことを肝に据えて、自分を創っていきたい。
毎日が修行です。
結果には必ず原因がある。
さあ、今日もいい１日にしよう！