今日も絶好調!

ちょっと真面目な話で長いです。でも大事!(34分かかります)

先日、環境について考える組織の会合に参加してきました。
そこで改めて考えさせられたことがあります。

今、地球が大変なことになっている。その現実を、いったいどれだけの人が知っているのだろう?

そして、声を大にして伝えたいことがあります。
「悪いことは言わないから、今のうちにやりたいことはやったほうがいい!」
そして、自分より若い世代には、こんなことも伝えなければいけない気がしています。

「ごめん。この先、みんなが生きている間に、大変なことが起きてしまうかもしれない……」

決して大げさな話をしたいわけではありません。
でも、今の地球で何が起きているのか、一度立ち止まって考えてみてほしいのです。

2026年、世界で何が起きているのか

今、世界ではさまざまな問題が同時に起きています。

世界情勢と環境問題

  • アメリカがパリ協定から離脱。 さらに、化石燃料の採掘を推進する動きもあります。石油や天然ガスの採掘から利用までの過程では、二酸化炭素だけでなく、強力な温室効果ガスであるメタンが排出されることも問題になっています。
  • アメリカによる国際刑事裁判所(ICC)への制裁。 環境問題とは少し話がそれますが、国際社会のルールや秩序が揺らぐことも、世界の将来を考えるうえで心配な問題です。
  • 極東地域などで進む永久凍土の融解。 永久凍土が解けると、閉じ込められていた温室効果ガスが放出される可能性があります。また、凍土に保存されてきた微生物や病原体が環境中に現れることへの懸念もあります。

世界各地で起きている異常気象や自然災害

  • 中国チベット自治区のシガツェ市吉隆県とネパールの国境付近で起きた、巨大な氷河の断裂・崩壊。 標高約5,200mという高山地域で発生した現象です。死者・行方不明者は7,000人に上るとされ、氷河や山岳地域の変化が引き起こす災害の恐ろしさを感じます。
  • ヨーロッパでは熱波と大規模な山火事。 高温と乾燥によって森林火災の危険性が高まり、広い地域で自然環境や人々の暮らしに影響が出ています。
  • カナダでも大規模な山火事。 森林が広がる地域で火災が発生すると、生態系への影響だけでなく、煙による大気汚染や住民の避難など、被害が広範囲に及びます。
  • オーストラリア南部のセドゥナでは、気温が49.5℃に到達。 2026年1月26日には、セドゥナで観測史上最高となる49.5℃を記録しました。オーストラリアでは熱波に加えて山火事の危険性も高まり、極端な高温が現実のものになっています。
  • インドネシアの西ジャワでは、大雨による土砂崩れ。 短時間に大量の雨が降ると、斜面が崩れ、住宅や道路などが被害を受けるおそれがあります。
  • モザンビークでは大規模な洪水が発生。 2025年末から続く大雨による洪水で、2026年1月末には65万人を超える人々が被災したと報告されています。家や農地、生活に必要なインフラが被害を受け、多くの人が困難な状況に置かれました。
  • ”ゴジラ”エルニーニョの発生と、記録的な海面水温。 海面水温の上昇は、海の生態系や大気の状態に影響を与えます。エルニーニョ現象などの自然変動と地球温暖化が重なることで、気象への影響がさらに複雑になることも心配されています。
  • 西ヨーロッパでは土壌の乾燥が深刻化。 土壌が乾燥すると植物が育ちにくくなり、熱波や干ばつの影響がさらに大きくなる可能性があります。
  • 海面上昇も進行。 海面上昇は、海水の熱膨張や陸上の氷河・氷床の融解などによって進みます。沿岸地域や島国では、浸水や高潮などのリスクが高まっています。

日本でも起きている異変

日本でも、気になる現象が続いています。

  • 線状降水帯やJPCZによる災害級の大雨・大雪。 短時間に大量の雨が降ったり、特定の地域に雪が集中したりすることで、交通や暮らしに大きな影響が出ます。
  • 1か月以上にわたる長雨。 雨が長期間続けば、日照不足や農作物への影響に加え、地盤が緩むことによる土砂災害の危険性も高まります。
  • 日本各地で発生する大規模な山火事。 乾燥や強風などの条件が重なると、火災が広がり、森林や周辺の暮らしに深刻な被害をもたらします。
  • 千葉県では2度にわたる大雨と大規模な浸水。 大雨による浸水は、住宅や道路だけでなく、地域の生活や経済活動にも影響します。
  • 台風が次々と発生。10月初旬には台風30号に。 台風の発生数や進路、強さには年ごとの違いがありますが、大雨や強風による災害への備えは欠かせません。

こうして並べてみると、世界各地で起きていることは、それぞれ別々の問題に見えるかもしれません。
でも、気温の上昇、森林の衰退、氷河や永久凍土の変化、海面上昇、そして大雨や山火事。
これらは、地球環境の変化という大きな流れの中で、互いに関係している可能性があります。
自分が怖いと感じているのは、こうした変化が同時に起きていて、しかもその影響が連鎖していくことなんです。
こうした災害が起きるたびに、私たちは被害の大きさに驚きます。
でも、本当に考えなければいけないのは、目の前の災害だけではありません。
自然の仕組みそのものが変わり始めているのではないか。
自分が特に怖いと感じているのは、実は別の問題なんです。
それは、シカの増加です。

実は、クマよりシカのほうが怖い?

「えっ、シカ?」

そう思う人もいるかもしれません。
シカって、かわいいですよね。
観光地などで見かけると、つい「かわいいねえ」なんて言いたくなります。
でも、野生のシカが増えすぎると、森林に深刻な影響を与えることがあります。
シカは木の新芽や草を食べますし、樹木の皮をはぐこともあります。
その食害が続けば、木が育ちにくくなり、森の再生が妨げられてしまいます。
もちろん、シカそのものが悪いわけではありません。
問題なのは、シカと森林のバランスが崩れてしまうことです。
温暖化による環境の変化など、さまざまな要因が野生動物の生息域や個体数に影響する可能性もあります。
自分は、クマの被害も怖いと思います。
でも、森林全体への影響という意味では、シカの増えすぎも相当怖い。
「かわいいねえ」と眺めているだけでは済まない問題なんです。
いや、本当に、シカってかわいいのが困るんですよねえ。
もう少し憎たらしい見た目だったら、みんな危機感を持ってくれるのかな・・・と思ってしまいます(笑)。

自然の問題は、ドミノ倒しのようにつながっていく

AIに聞いてみたところ、こんな回答がありました。
「森林の消滅や土砂災害、人間の生活環境の悪化など、ドミノ倒しのように深刻な問題が連鎖して起こります。」
そうなんです。
自分が怖いと思っているのは、ひとつの問題だけではありません。

ひとつの変化が、別の問題を引き起こし、さらにその先へと影響が広がっていくこと。

例えば、こんな連鎖が考えられます。

温暖化などによる生息環境の変化 → シカの個体数増加・生息域の拡大→樹木や草木への食害→森林の再生が妨げられる→木の実など、野生動物の食料が減る→クマなどの野生動物にも影響が及ぶ→森林の保水力や土壌の安定性が損なわれる→土砂災害や河川環境への影響が大きくなる→川から海へ運ばれる栄養分や土砂のバランスが変わる→海の生態系や漁業にも影響が及ぶ

もちろん、自然はこんなに単純な一本道ではありません。
シカが増えたからといって、必ずこの順番で問題が起きるわけでもありません。
それでも、山と川と海はつながっています。
森が変われば川が変わり、川が変われば海にも影響が及ぶ。
だからこそ、森林の問題を森林だけの問題として考えてはいけないのです。
海の生態系が大きく変化すれば、私たちが食べている魚介類にも影響する可能性があります。
普段当たり前のように食べている海の幸が、当たり前ではなくなるかもしれない。
自然のバランスが崩れるというのは、そういうことなんです。
こうした問題に危機感を持っている人はいます。
でも、まだ広く知られているとはいえないのではないでしょうか。
自分は以前、環境省の方から「上高地にまでシカが上がっている」と聞いたことがあります。
そのとき、ふと思いました。

「50年後、この森はちゃんと残っているのだろうか?」

自分はその頃、たぶん生きていないでしょう。
でも、もし今のような状況が続けば、将来、もっと深刻な問題になっているかもしれません。
そして、そのときになってから対策を始めても、取り返しがつかない可能性があります。
シカの個体数を管理することは簡単ではありません。
捕獲する人手も必要ですし、継続的な対策も必要です。
だからこそ、問題が大きくなる前に考え、行動しなければいけないと思うのです。

北極の氷が解けると、何が起きるのか

温暖化の影響は、北極にも及んでいます。
北極海の海氷は長期的に減少しており、ホッキョクグマの生息環境にも影響が出ています。
ホッキョクグマは、海氷を利用してアザラシなどの獲物を捕らえます。
その海氷が減れば、狩りが難しくなり、食料を確保できなくなるおそれがあります。
このまま温暖化が進めば、ホッキョクグマの生存がさらに脅かされると考えられています。

そして、もうひとつ心配なのが海面上昇です。
海面上昇には、海水が温まって膨張することや、陸上の氷河・氷床が融けて海に水が流れ込むことなどが関係しています。
一番大きなことは南極の氷が解けることです。
これは海面上昇に深く影響します。
島国のツバルなどでは、海面上昇や高潮、沿岸の浸水が深刻な問題になっています。
日本も決して無関係ではありません。
海面が上昇すれば、沿岸地域では高潮や洪水のリスクが高まります。
いずれにしても、海面上昇は遠い国だけの問題ではないのです。

本当に怖いのは、温暖化が加速すること

ここまでいろいろ書いてきましたが、自分が特にまずいと思っているのは、問題の大きさだけではありません。

変化のスピードが速いことです。

IPCCという組織があります。
IPCCは、世界中の科学者による研究成果などを集め、地球温暖化を含む気候変動について評価し、各国に報告している組織です。
その報告書では、人間の活動によって排出される二酸化炭素などの温室効果ガスが、地球温暖化を引き起こしていることが明確に示されています。
ところが、今でも温暖化そのものを否定するような発言が聞かれることがあります。
アメリカのトランプ氏も、気候変動対策に否定的な姿勢を示してきました。
科学者たちが長年にわたって集めてきたデータや研究成果を、私たちはもっと真剣に受け止めるべきではないでしょうか。
パリ協定では、世界の平均気温の上昇を産業革命前と比べて2℃より十分低く保ち、1.5℃に抑える努力をすることが目標として掲げられています。
すでに地球温暖化は進んでおり、1.5℃の水準を一時的に超える年も出てきています。
ただし、特定の年に1.5℃を超えたことと、長期的な平均気温の上昇が1.5℃を超えたことは別の話です。
また、1.5℃を超えたからといって、ただちに温暖化が止められなくなると決まったわけでもありません。
それでも、温暖化が進むほど、深刻な影響を避けることは難しくなります。
だからこそ、今の段階で排出量を減らすことが重要なんです。

なぜ、温暖化対策はなかなか進まないのか

ヨーロッパを中心に、世界各地で温暖化を食い止めるための取り組みが進められてきました。
ところが最近は、世界的に対策が後退したり、進み方が鈍くなったりしているように感じます。
なぜでしょうか。
ひとつには、こんな考え方があるのかもしれません。

「自分たちだけ頑張ったって、どうせ世界は変わらないよ」

もうひとつは、頑張ってもすぐに成果が見えないこと。
例えば、国内でも「ノーマイカーデー」に取り組んでいる企業があります。
車の利用を控え、公共交通機関や自転車などを使う取り組みです。
でも、その取り組みをしたからといって、

「おかげで気温が1℃下がりました!」

なんてことにはなりません(笑)
効果が目に見えにくいんです。
だから、続けるのが難しい。
でも、目に見える成果がすぐに出ないことと、意味がないことは違います。
ひとりひとりの行動だけで地球全体の気温を変えることはできません。
それでも、多くの人や企業、自治体、国が取り組めば、温室効果ガスの排出を減らすことにつながります。
大切なのは、個人の努力だけに頼るのではなく、社会の仕組みそのものも変えていくことだと思います。
そして、戦争を続けている場合でもありません。
戦争では兵器や車両の使用、燃料の消費、施設の破壊や再建などを通じて、大量の温室効果ガスが排出されます。
環境を守るためにも、平和を守るためにも、世界が協力することが必要なんです。

未来の子どもたちは、地球を捨てることになるのか

このまま温暖化が進み、自然環境が悪化し続けたら・・・。
今の子どもたち、そして未来の子どもたちは、いつかこんなことを言い出すかもしれません。

「もう、この地球では暮らせない!」

宇宙戦艦ヤマトを造って、イスカンダルを目指すのかもしれない。
火星に人が住めるシェルターを造るのかもしれない。
昔、映画で見たような世界が、現実の問題として会議で話し合われる。
そんな未来にはなってほしくありません。
もちろん、未来が必ずそうなると決まっているわけではありません。
だからこそ、そうならないように、今できることを考えなければいけないのです。
温室効果ガスを減らす脱炭素の取り組み。
森林を守り、シカなどの野生動物と自然環境のバランスを保つための取り組み。
そして、自然環境を長い目で見守り、必要な対策を続けていくこと。
どれかひとつだけやれば解決する問題ではありません。
地球の未来を守るためには、いろいろな問題をつなげて考える必要があると思います。

そういえば、マグマ発電ってどうなんだろう?

会合では、マグマの熱を利用した発電の話も出ていました。
地球の内部にある熱を利用して電気をつくる。
いわば、地球の熱をエネルギーとして活用する方法です。
地熱発電と同じく、天候に左右されにくいエネルギー源として期待できる可能性があります。
もし、マグマに近い高温の熱を安全かつ効率的に取り出して利用できたら、エネルギーの選択肢が広がるかもしれません。
ただし、マグマに直接アクセスして発電する技術は、まだ大きな技術的課題があります。
高温・高圧の環境に耐える設備や、安定して熱を取り出す方法など、解決しなければならない問題があるのです。

「地球の中には、これだけ熱があるのに、もっと利用できないのかな?」

そんな疑問が湧いてきます。
世界中で研究されていない、というわけではありませんが、実用化に向けてはまだ課題が多い分野です。
こういう新しい技術にも、もっと注目していきたいですね。

戦争をしている場合じゃない

このまま温暖化が進んだら、夏の暑さはどうなるのでしょうか。
今では「猛暑日」という言葉が当たり前になりました。
最高気温が40℃を超える日も、珍しくなくなってきています。
そのうち、さらに暑さを表す新しい言葉が必要になるかもしれません。
夏の最高気温40℃が、当たり前になるような未来。
そんな未来を、子どもたちに残したくはありません。
地球温暖化も、森林の衰退も、生物の生息環境の変化も、ひとつひとつは別の問題に見えるかもしれません。
でも、実際にはつながっています。
そして、私たちの暮らしにもつながっています。
食べ物、水、住む場所、健康、仕事。
自然環境が大きく変われば、私たちの生活も変わらざるを得ません。
だから、今のうちに考えたい。
自分にできることを、ひとつずつでも続けたい。
そして、ひとりひとりの取り組みを、社会全体の変化につなげていきたい。

戦争をしている場合じゃないんですよ。

世界中で協力して、なんとかしないと。
本当に、そう思います。

さあ、今日もいい1日にしよう!
※今回は長くなりましたが、本当に心配なんです。
 未来の子どもたちに、少しでも住みやすい地球を残したい。
 そのためにも、まずは今、何が起きているのかを知ることから始めたいと思います。

-今日も絶好調!