仕事をしているといろんな人たちに出会います。
そのなかでたまに「?」と思うことがあります。
例えば、新しいことを始める時。
1.「体制がないから売れません」
準備してから物事を始める
全部が整うまで動かない。
2.「成功するようにやりながら直していこう」
どんどんやりながら、都度修正しながらやっていく。
段取りは走りながら考えて、必要な人を引っ張ってきて最短でできるように動く。
ときには、失敗するかもしれないけれど、動いているから必要なことがわかりやすいし、なによりも手を借りやすい。
1と2、どちらがいいと思いますか?
トライ&エラーで進めるのがいいか、じっくり足場を固めてからがいいか。
自分はずっと2でした。
いまでもそうです。
やってみないとわからない。
準備しているうちに出し抜かれてしまうこともありますよね。
それなら、まず走り始める。
考える。
修正する。
手を打つ。
うまくいくように。
これだと常にドキドキが続きます。
ときには寝れないこともあります。
でも、お客様とコミットしたなら、最短で最大のメリット、満足を求めるのが仕事。
自分の仕事は命に係わるわけではないから、少々のことがあっても立て直しが効きます。
ものごとを考える時に大切にしているのは、優先順位はどの順番か、です。
完璧を求めるのであれば、速さは少々犠牲にしてでも品質を上げる。
速さを求めてその次に品質であれば最高の品質に近づけながら早くやる。
と言いつつも、自分で納得いかないことはなかったんですけどね。
ですから、先ほどの1.を求めるメンバーとの会話では、
「どこまでの体制があれば売れる?」
と聞きます。
どれだけの体制があるかよりもお客様のニーズに合っているか、それを提供できるかが一番大切ですけどね。
体制は必ず後からついてくるから。
これは自社製品を作っている工場で聴いた話です。
新製品を作る時は何年も前からプロトタイプ、試作品を作ってテストするわけですが、何回やってもうまくいかないこともあれば割とスパッとうまくいくこともあるとか。
では、どちらがいいか、というとうまくいかなかったときのほうが対策を打ちながら製品開発ができるので、後々になって製品が世に出た後で不具合が出たときに対応策がすぐ打てるそう。
確かにそういうことはあるでしょうね。
その話を聴いたときに、全てを理解してからお客様に話そうとは思わなくなりました。
昔からお客様が答えを持っているので、教えてもらおうというスタンスなのですがそのやり方が加速した感じです。
営業マンは自分のスタイルを持っていますが、考え方ひとつで売れる人、苦労する割に売れない人、が出てきます。
これは、ひとつに聞くことができるか、です。
変なプライドがある人は苦労する割に売れません。
聞けないから。
体制の話に戻ると、難しいことを聞かれたらどうしよう、それにこたえられる体制をつくろう、打った後に困らないようにヘルプデスクをつくろう、・・・でも、売れなかったら?
それよりもニーズを聞いてそれにマッチした体制を作る方がはるかに早くていいものができる。
そういうことだと思います。
いろいろな考え方がありますからね、否定するつもりはないんです。
ただ、慎重すぎるとお客様からは期待されなくなるし、会社的には勝機を逃すことがあります。
ある製品が秋に世に出ますが、画期的な製品です。
その小型版ですね。
これが世の中で使われるようになったら、本当に大きな社会問題が解消されるかもしれない。
この話も「世に早く出してください」とお願いしました。
いつもタイミングを逃しているのでそれがもったいないと伝えたんです。
せめてその製品ではリードしてほしい。
世の中を変える力がある製品。
そんな製品なかなかないです。
ワクワクしますが、開発陣は過剰に石橋をたたいている。
その中にいたら、きっとそれが常識になる。
でも、世の中を俯瞰してみると、今やらなくているやるのか、という視点になるんです。
この視点、視座を変えることが本当に大切だといろんな場面で感じます。
近くから物事を見すぎない。
時に違う視点で、俯瞰して見る。
自分が正しいと思いすぎない。
こういうことって大切ですよね。
さあ、今日もいい1日にしよう!