今日も絶好調!

思考のクセをじっくりと考える

最近自分の考えるクセについてじっくり考えたくなりました。
というのも、

「金曜日の夕方になるとさみしくなるんです。月曜の朝が待ち遠しくて。」

という方の講演を聞いたからなんです。
そういう方の話を聞くことなど今までなかったですから。
仕事というかお客様と話をすることは嫌いではないんですが、仕事と捉えるとどうか、というと範囲が広いですからね。
社内で必要とされる仕事というのはいろいろありますが、お客様から必要とされることのほうが自分は関心は高いです。
昔、Windows95が出たばかりの時はよくお客様から呼ばれました。

「こういう場合はどうやるんだ?Excelわかるなら教えて!」

こういうことから仕事を広げていったという時期もありました。
ただ、これは便利に使われてしまうことも多々あるので線引きの大切さもありますね。
そういう時の感情はお客様からあてにされているように錯覚して、なんだか気持ちいいと思ってしまいました。
お菓子やお茶が出てきて、言われるまま教えたりつくったり。
・・・タダで。
そうです、自分は勉強して資格まで取ったのにタダで教えていたんです。
東京のスクール相場を聞いてひきました。
まあ、それも勉強でしたけど。

人の思考は気持ちいい、楽しいことというのは脳内で何とかという物質が出るので夢中になりがちなんですよね。
これは要注意です。
あてにされていると錯覚する。
「次からはお金をいただきますよ」というとその一言でいろんなことがわかるのですが。

気持ちいい、楽しいの反対で辛い、悲しいというものがあります。
感情的に言えば後者は避けて通りたいですよね。
では、どちらが記憶に残るでしょうか。
精神的なダメージと置き換えてもいいでしょう。
これは圧倒的に後者ですよね。
これってなぜだろうと考えてみるとつい無意識のうちに反芻するからではないか、ふとそんなことを考えました。
気持ちよかったことや楽しいことというのは反芻しないし、出来ないんです。
ところが辛いことや悲しいことというのは思い出しやすく、その時の状況に感情が戻りやすい。
防衛反応らしいですが厄介ですね。
自分もありましたが、夜中に突然飛び起きてそのことを考えて眠れなくなるんです。
これが続いて病気になりました。
嫌なことなら考えなければいいのですが、ダメでしたね。
そういう時は自分の思考が思い切り片側に寄ってしまっているので、楽しいことがあってもそのことで頭の中を満たすことができなかったんです。
どうしても記憶の中にありますからね。

自分もありがたいことにいろいろ経験させていただいています。
生まれ変わる時にはもう少し器用に生きたいものです。
その中で学んだことも多くあって、辛いとか悲しいということもありましたが、人は忘れるという最高の技術を持っているのでやがては消えていくのだと思います。
そうすることでまた学びが増えていくということ。
それでいいんです。
ただ・・・。
それでいいのですが、人生の時間は思っているよりも短いんです。
それが惜しいですね。

くれぐれも自分の一生分の一日を誰かのために費やさないように、自分のために使いたい。
そういう日を増やしたい、そう思います。

さあ、今日もいい1日にしよう!


-今日も絶好調!