今日も絶好調!

せっかくなんだから笑顔で楽しく!

どうせやるなら仕事は楽しく!

これは自分がずっと言っていることです。
お客様と話しているとき、本当に楽しいと感じることがあります。
割とありますね。
楽しんでいる、という言い方のほうがいいかもしれません。
ただどうしても反りの合わない方もいますから、そういう場合は出直すか、なぜそう感じるのかを考えます。
いろんなお客様がいますからね。
仕方ないこともあります。
逆に楽しくないのは会社にいるときのほうかもしれません。
お客様の取り組みや課題・悩みを聴くといろんなアイデアが出てきます。
それと同時に解決の糸口を探そうとします。
自分で解決できないことでも、どうすればうまくいくかを一緒に考える時間は楽しいですね。
学びにもなります。
それを楽しんでしまえばいいんです。
その先に必ず商売につながることがあるので、何かを売ろうとは考えません。

土曜日のNHK、プロジェクトxでタイの洪水で工場が水没した時のことをやっていました。
あの時は、自分が働いている会社でも主力の機械に使われている部品が入荷しないため、生産が止まってしまい大騒ぎだったことを思い出しました。
そのとき、タイでは何が起こっていたのか、この番組で知って涙が出ました。
タイで日本法人を指揮していた日本人経営幹部も素晴らしいんですが、タイ人が素晴らしいことを知りました。
勤勉で優れた技術者がたくさんいたので5,000人もの人たちを、水没した装置と共に日本に来ていただいて、生産をしていただいたというんです。
日本の法務省は、

「その人たちが日本国内でいなくなったらどうするんだ」

ということで就労ビザを当初出さなかったそうです。
そこで、タイにいた日本領事館の方が粘り強く政府と交渉して絶対にいなくなることはないということで実現したのだとか。
知りませんでした。
タイの方たちの素晴らしいのは、辛いときこそ笑顔で戦おうという言葉があるそうで、腰まで水に浸かりながらVサインを出し、笑顔で写真に映っている、というんです。
自分にそれができるかと、考えてしまいました。
おそらくできないと思います。
ある会社では、水が引いた後再建しようとしましたが、洪水対策ができないために工場を閉鎖したそうです。
そのときも、経営者を恨むのではなく

「なんとかなるよ」

と笑顔でみな話をしていたのだそうです。
それができたのはもちろん、その企業の経営者がそれまでにしてきたことがすべてだと思います。
それを見ていたタイの従業員の人たちは、この先どうしようと思いながらも笑顔になれるという強さ。
感動しました。
さらにその経営者の方は、希望する社員全員の働き口を探して紹介したのだそう。
これもまねできません。
本当に社員である前に「人」であることを尊び、接することのできる経営者の方とそこにいたタイ人の皆さんが素晴らしいですよね。

仕事という言葉にするとなんとなくモヤモヤすることが出てきたりします。
でも、タイの方が言っていたんですが、

「この会社、工場、職場に来るというよりは第2の家に来る感じでした」

だそうです。
この感覚は仕事に来るのではないですよね。
自分はそこまで思えませんが、お客様との会話は楽しくしたいと思っています。
以前はまず座らせていただいたら、何かでウケをとろうとしていました。
笑っていただくことからスタートするんです。
どうしても話が固くなりがちなのでそうなる前の場づくりですね。
そう考えると、一番いろんなことを試せたのは30代後半から40代ですね。
とても面白かった。

どうせやるなら仕事は楽しく!

そう考えていると楽しいことが増えてきますからね。
笑って仕事、というよりお客様と笑顔で話ができたらきっといい関係になれると思います。

何のために仕事をするのか。

カッコをつけるつもりはないのですが、自分はお客様を笑顔にするために仕事をしたいと常々考えています。
クレームで怒られに行っても帰ってくるときには笑顔で話せるようにしたい。
クレームをいただけることはとてもありがたいので喜んで行きます。

さあ、今日もいい1日にしよう!

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