先日、高校生の定期演奏会に出かけました。
ずっと気になっていたんですが、いろんな高校が定期演奏会ってやってますよね。
初めて行ってみて気づいたのは、
”小中とは全く違う空気感。”
でした。
まあ、あたりまえといえばそうなのですが、自分たちの気持ちの乗せ方が違うとでも言いましょうか。
観たのは、合唱、吹奏楽、室内楽でしたが、メインは合唱でした。
自分も中学で合唱部に3年間入れと言われ続けたのを断り続け、高校でも言われましたがやんちゃだったので、軽音部にレンタルで入りました。
歌についてはちょっと思い入れがあるんですよね。
コンサートホールで歌っていたのは7人。
少数だからこそごまかしは効きません。
「どうなるのかなあ」と聞いていると、ひとりひとりが言葉を理解して、とても丁寧に歌っていました。
アカペラもありましたが、かなり練習していないとホールの後ろまでは声が届きません。
そう思って聞きましたが、高校生は良いですよね。
しっかりと伝わってきました。
自分が座ったのはホールの真ん中、後ろよりの席。
一番声が集まるかなと思ったからです。
専門家ではないので細かいことはわかりませんが、この歌で伝えたいことは何か、歌いながらどんな気持ちを伝えようとしているかくらいはわかります。
ひとりひとりが自分を表現しようとしている姿は感動しますね。
心が届いてくると胸にグッとくるものがあります。
創作のミュージカルもありましたが、ひとりの班員の子が台本、演出、照明、監督、主演をしたと聞き驚きました。
そんなことができるのか、と。
高校生ですから時間は限られています。
けっこう短期間で、それをつくったというのでエネルギーがあるなあ、素質があるなあと感心しました。
少人数の班だからこそメンバーそれぞれが協力して作り上げるという意識が強いのかもしれないですね。
ひとりが気を抜いたら、観客にそれは伝わりますからね。
けっこう、そのプレッシャーは大きくて、心地いいように感じます。
自分はたまたまその高校生の公演を見たのですが、
「他の高校はどうなのだろうか」
有料級と言われる高校の演奏を見てみたくなりました。
公演最後の班長さんの挨拶には、高校生として悩んでいること、これからの葛藤、感謝の気持ちなどが詰まっていて、思わずグッと来てしまいました。これからもっともっと楽しい人生が待っている若者を応援しています。
感動させてくれてありがとう!
もちろん自分は今までのいろんな経験を糧にさらに楽しんでいきます。
さあ、今日もいい1日にしよう!