例えば親しくしている友人が実は世界的に有名なスポーツ選手だったり、自分にはとてもできないようなことを成し遂げている人だったり、あるいはとんでもない修行を積んでいる、そう神のような人だったりしたらどう思うでしょうか。
自分はどう思うのかなと考えたとき・・・、
「特に何も思わない」
です。
想像を絶するほどの努力をしているとか見えない力を持っているとか、そういうことにはリスペクトするんですが、普通に接すると思うんですよね。
普通にしていたほうが気づくことは多いし、こういう時この人はどうするんだろう、どう考えるんだろうと聞ける。
これはずっと変わらないんですが、近くにいたらその人は普通の人と変わらないはずなんです。
もっといえば、強い面もあれば弱い面もある。
なぜかと言えば自分と同じ、”人”だから。
仕事をしていても着眼点が鋭い人やなんでこの人はこんなに売れるんだろう、という人がいます。
そういう人を見ていると尊敬しますが、話してみると普通だったりします。
普通の人よりももっと普通っぽい、といいますか。
偉ぶることもないし、いろんなことに関心を持っていてどんどん聞いてくる。
忙しそうにしているけれど、どこかに余裕を感じる。
やはりそういう少し違うところを持っています。
そういうところについては本当に尊敬します。
自分にないところ、ですからね。
そういうことの積み重ねが人を創っていると思うんです。
振り返ってみれば、自分もセミナーをやったりしたこともありますが、汗をこんなにかくのかというほど緊張もしましたし、それでも涼しい顔をして熱を込めて話をしていました。
現在、「この人すごいなあ」と尊敬している方も同じように
「毎回緊張するんだよ、これからセミナーだけど帰っていい?」
と言ったりします。
世にいう”すごい人”も近くにいると気づかなかったり、案外普通だったりします。
だから、
いろんな人と接するときに、そういう視点をもって接したほうがいいなあと思います。
そうするとどんな人からも学ぶことができるから、ですね。
さあ、今日もいい1日にしよう!