「一生懸命やります、やっています」という言葉がありますよね。
この言葉は難しいです。
一生懸命というのは人によって捉え方が違うからです。
難しいことをいうつもりではないのです。
一生懸命=具体的には、何をどうするのか、それはいつまでにやるのか?
これが明確でなければ、ただ”気合で乗り切るぞ!”と言っているのと同じになってしまいます。
だから、一生懸命は難しい言葉だなあと思います。
お客様のことを考える時、自分はどうしたら仕事をもっと効率的にできるようになるか考えます。このとき、たしかに昔は上司に「自分だって一生懸命考えてますよ!」と力んでいましたね。
でも、今になって思えば、なんとまあ”浅い”。
求められていることは以前よりもはるかに難度が上がり、複雑になっています。
なので、お客様の部署でそれぞれの困りごとをお聞きし、優先順位をつけ、ご提案しながら冷静に判断することが必要になりますよね。
今の自分ならこう言います。
「(一生懸命)お客様の個々のお話を聴いて、ひとつずつ解決案を迅速に考えますから、お時間をください」と。
あ、一生懸命はこころの中で言っています。
軽々しくは言えなくなりました。
さあ、明日もきっといい1日になる!