今日も絶好調!

完走したすべての人が勝利者

3つの”トライ”、競技”アスロン”が語源(ギリシャ語?)だそうだ。そのトライアスロンの精神が好きでたまらない。その精神は、

  「完走したすべての人が勝利者」

いろいろ思う人もいるだろうが、スポーツで表彰台に上れる人は一握りで、その他大勢の人はどんなにトレーニングをしても世界一どころか日本一にもなれない。

ヒルクライムレースに出ていた頃、トレーニング方法が悪かったにせよ、それなりに登れるようになった。それなりに・・・は、タイムではなく体力として(^^)

そこで出会った人達は遅いと相手にしてもらえない。
自転車を始めて、いきなり速い人も居た。
少し練習したらついていけなくなった人は数しれず。

その時に救われたのは、仲間の一言。

  「自転車、誰のために乗ってるの?楽しけりゃいいじゃん!」

そうなんです、気づいたら楽しめなくなっていた。
それから、あちこち行きながら、楽しく走っている。
と言っても、かなりストイックかもしれない。
要は、楽に登れるように、距離を長く走れるようになるにはそこそこの体力が必要なのですよ。
でも・・・決して速いわけじゃない、です。

トライアスロンをやり始めてそれをなおさら感じる。
向き合っているのは自分自身、ここで無理するのもしないのも自分の体次第。
事実、自転車で長距離を走って腹痛に泣くことがある。
これが大会なら、それも含めて競技だ。

自分の体と向き合い、自分が一番自分自身のの体を知らないことに気づき、どうやって体を使うのかを考える。(いや、そんな大層な話ではないんだけど、それに気づいてから、体調のことを考えるようになったもので。)

それから、自分が自転車に乗り始め25年間で感じていることは、仕事以外のコミュニティができたこと。
これは財産だろう。上辺でなく厳しいことも言い合える。
人対人なので、素直に聞けるし、物事への取り組み方も変わる。
そして何より、自分が知らないことをたくさん知ることができる。
現に、今一緒に走る仲間は皆自分より3,4つ年上で、個人事業主の方や、ある企業内の支店長、一人で出先を切り盛りしている人など千差万別。
自転車に乗っているときは、仕事のことを考える余裕はなくなる。
このONとOFFがたまらなく”いい!”
そして、一人でどこにでも行くことのできる乗り物、それが自転車ですよね。
健康のために、自分と向き合うために、欠かせない乗り物です。

さあ、明日もきっといい1日になる!

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