以前何かで読んだことがありますが、人の思考のクセといいますか、何かを気にしているとそのことがいい方向へ向かうというよりはうまくいかないほうに考えがち、だという話です。
そんな風に考えるからうまくいかなくなるんです。
わかってるんですけどねえ・・・。
もちろん、思考のクセですからそんな風には考えないという方もいると思います。
”うまくいかないほうへ考えがち”
これは、頭の中でぐるぐるしますから絶対によくないんですよね。
増幅してしまいます。
長く生きてくればそんなクセはなくなるかと思いましたが、そんなことはないものですね。
何ごともプラス思考で考えていきたいものです。
何ごとも、これは人に対してもそうですが今時点だけを見るとあまり気にならなくなります。
過去に後悔して、未来に不安を抱くなら、今だけを考えたほうがいい。
苦手な人がいるなら、今時点だけをみる、考える。
だって、明日自分が死んでしまうかもしれないのに、過去だ、未来だなんて関係あります?
ひとにはいい面が必ずあるので、そこにフォーカスする。
よく言いますよね、人付き合いは相手のいい面と付き合うもんだ、って。
自分よりも長けているところが間違いなくありますからね。
それでも、いろいろなモノゴトに耐えられなくなったら、離れたらいいんです。
無理に、身体を壊してまでそのモノゴトに向き合う必要はありません。
がんばる時は必要ですが、そのがんばり、が必要かどうか。
自分の人生ですから。
この向き合い方が上手な人がいまして、本当に尊敬します。
いやな顔をしているところを見たことがない。
かといって、愚痴を言わないわけではないのですが、きっとバランス感覚がいいんですね。
自分の場合は、基本的にすべてを正面で受け止めてしまい、人をあまり疑わないので苦しくなりがちです。
いじられることが多く、このこと自体はあまり嫌いではないですが、落とし込むような言い方をされると離れます。
悪意、毒がありますからね。
半世紀ほど生きてくると、そんな人間関係やよほど無理しなくてはならない仕事に向き合うことに疲れます。
なので、ひとりで向き合うことをやめました。
どうすれば越えられるのかを考える。
もっと、じぶんらしく生きるためにはどうすればいいかを考え抜くということだと思います。
ゼロから考えるのって、なかなか難しいんですがこれをやらないと新しいことに向かえないんですよね。
自分はあと何歳生きたいのか、を考えて時間を逆流させると、あまり時間がないことがわかり、今何をしないといけないのか、どんな人と付き合うべきなのか、どんな経験が不足しているのか(不足していることだらけなので、絞る、集中することですね)、が見えてきます。
特に人とのつながりは、全神経を集中させたほうがいいと感じています。
無駄なく生きる、使い切る、周りに何を言われても気にしない。
自分の人生ですから。
そんな生き方がいいですよね。
さあ、今日もきっといい1日になる!