ロードバイク練で気づくことが多いのですが、気づいたからといってもなかなかそれが改善できるというわけではないので難しい。
毎週夜に練習する日があるのですが、今日はその話です。
夜走るというのは昼と違い速度感覚や距離感覚が狂うんですよね。
だから、思ったよりも遅かったり、反対に思ったよりも速かったりします。
この時に大切なのが、”感覚”です。
「このペダルの重さはまだ行けるのか、いや呼吸が上がりすぎだろ、心拍はどうだ?」
そんなことを考えながら峠を上るんです。
完全に感覚なのでこれが鈍るとバラバラになります。
ものすごく研ぎ澄まされているようなときは、ギアの上げ下げと心拍の余裕とが斜度の変化に合わせてスムーズに移行していくんです。
だから、思ったよりも苦しくない。
あ、いえ苦しいんですよ。
でも、ぜえぜえいっている普段とは違うという感覚です。
また、あとで記録を見てみると面白いのは、最大心拍が全然上がっていないとかパワーが出ていないとか、・・・ガッカリします。
それでも吐きそうになるくらい苦しくて、がんばった(つもり)なのにタイムが伸びないと本当に悔しいんですよね。
これは完全に人との勝負ではなく、自分と向き合う時間。
もちろん目の前の仲間がいれば、何とかまず追いつこうとします。
離れていくほうが多いですが。
常にペダリングやギアの重さに集中している時間は本当に楽しいです。
週末は長く乗るんですが、これはこれで気づきがあります。
なんでもそうですが、常に疑問を持ちながら物事を見ていると気づくことがあって、自分なりにいろいろ考えながら、また時々アドバイスをもらったりしながらそれを解決に近づけていく。
こういうことは楽しいですね。
自分を信じて、自分の内側からの声を聞かないようにして(たいてい弱音なので)、楽しく追い込んでいく。
この時間がとても大切だと感じています。
さあ、今日もきっといい1日になる!