仕事をしていて最近改めて思うことがあります。
何か聞かれたり、メールで発信したくなった時、”その返答の速さに価値はない”と考えてみたほうがいいということです。
以前は早く仕事をこなすために、いち早く回答したり発信したりしていました。
ところが、それが裏目に出たり、もう少し待ったほうがいい情報が入ったりすることが多かったんです。
年を重ねるにしたがってそういうことが増えた気がします。
歳相応・・・。
以前この言葉を意識したことがありました。
自分の年齢の人を客観的に見たときにどんな人をイメージするか。
「落ち着いていて、物事の判断を的確にできる人。いろいろな人から頼られ、適切にアドバイスできる人」
そういう人が”自分の年齢の人”だとイメージがあります。
ここでこのイメージをさらに引いてみてみると、そこにスピードは必ずしも必要ないのかもしれません。
その分だけ前倒して時間を取ればいいんですよね。
自分の場合は、何かしようと思ったときに”一拍置いて”物事を判断するくらいでちょうどいいように思います。早いコミュニケーション(やりとり)の場面で自分は頭がついていかないと感じることがあります。
整理したいがその時間がない。
そういう時に切れ味よくやり取りしている人を見ると素晴らしいと思います。
以前はそうありたいと思っていたんですが、向き不向きがあると思います。
というわけで、手前に時間を取って考える時間を長く取れるようにしたいですね。
自分の特性を知り、理解して、その事実を飲み込む。
その特性を生かせばいい。
そんな風に思います。
さあ、今日もきっといい1日になる!