自分の会社にもお客様にもまじめな人が多いですよね。
お客様と会うとき、
「このお客様はどういう人だろう?」
と考えながらお話ししています。
営業なのであたりまえですが。
そんな中でいろいろな場面があります。
とてもまじめなので、キッチリしている方。
例えば、納品時間を分単位で指定されたことがあります。
忙しい方だったと言えばそれまでですが、その方は判を押すときもしっかり時間をかけてムラのないようにキッチリを押していただけました。
やると決めたことは、曲げない方だったようです。
・・・真面目というのとちょっと違うかもしれませんね。
社内にも言われたことを全部同じテンションでやろうとするメンバーがいます。
営業会社ですから施策はいくつも出します。
当然、自分のまかされたエリアで使えそうなものを順位付けして業績につながりやすいものを選別します。
全部できれば理想かもしれませんが、できないですし出すほうもそれを期待しているわけではありません。
一点突破でひとつの策でもいいわけです。
同じテンションでやろうとしたメンバーから相談されました。
「言われたことをやろうと思ったんですが、できないんです。ここのところ眠れなくて・・・」
んっ?
精神的に追い詰められて限界に来ていました。
まずいですよね。
真面目には3種類あるそうで、
生真面目。
非真面目。
不真面目。
その時に「どれがいいかわかりますか」と言われました。
即答できなかったんですが、「非真面目」がいいと言われました。
説明を聞いて納得したのですが、不真面目は論外ですよね、生真面目は融通が利かないのでこれもダメ。
では非真面目は・・・。
真面目なんですが、そうでないところを持ち合わせていて、いい塩梅の判断軸も持ちながらキッチリと仕事をこなす人。
ん~、難しいですねえ。
自分の周りには生真面目な人間ばかりで、非真面目な人は見当たりません。
でも、そういう人物像を描きながら自分をもっと柔軟にガツガツしすぎずゆったりと構えていけるようにしないといけませんね。
先の彼もいろいろ話を聴きましたが、全てを全力でやろうとしていたところに、業績が振るわないのでアドバイスしてくれる人が多くいて、道がわからなくなったのだそう。
まじめすぎです。
さあ、明日もきっといい1日になる!