「やりがいってなんだと思う?」
唐突に昨年入社した2年目と一昨年入った3年目の若き営業マンに聞いてみました!
どんな答えが返ってくるかワクワクしませんか?
”やはり、社会のためになりたいです”
なんて言われたらもう小躍りして喜びます(言い方が昭和ですね)
で、実際はというと
「やりがい・・・なんでしょうかねえ?」
えっ?会社入るときにいろんな面接ワード考えたでしょう?その中でだんだん社会人になったらこうなりたいとかこんなことができたらいいなあ、なんて思ったよね?
それらがやりがいになってきたんじゃないの?
と、50代のおじさん社員は思うわけです。
もう少し掘ってみると、予想はしていましたが疲れてましたね。
以前ならもっと会話もできたし、飲みに行って発散もできた。
でも、今はどこもかしこもコロナでピリピリ。
羽目を外すとかバカ騒ぎするなんてやりたくてもできません。
「今のこと考えるので精一杯です。」
なるほど。
それならそれでOK!それが正しい答えだと思います。
MS-DOSやWindows3.1から知っている自分が思うことは、今は覚えることが多すぎるし深い。
自分の頃は、ジェット機の離陸がごとく、ゆっくり加速していたと思ったら背中をグッと押されるように加速し、空へ上がっていく。
それこそ進化していく時代でしたから、覚えることも少なかった。
ところが、まさに今は空へ飛び立つ頃のように上昇していく放物線の先の先にいるわけですから、かたっ端から覚えることなどほぼ難しい。
そんな彼らと話していると、仕事の楽しさってどう考えるのか心配になります。
もちろん生活の糧としての仕事という考え方もいいでしょう。
でも、それではあまりにもさみしいし、継続的に業績を創れるかといえば難しい。
今の時代は、様々なソフトウェアを組み合わせて、今までできなかったことをできるようにしていく時代。
そして、自分たちが提案し導入することで便利になったり、効率が上がったり、お客様とも仲良くなり、
「ありがとう!いい提案してくれて助かったよ!」
なんて言われたら、泣きそうになりますよね。
自分が若手だったころは、これがやりがいでした。
今は満足感を得にくい時代ともいわれます。
そんな中で、地に足をつけて、しっかりお客様と向き合い、何を語ってもらえるのか共有していただけるのか、で営業のやりがいも価値も変化すると思います。
根本的には昔も今も変わっていないですが。
さあ、今日もきっといい1日になる!