昨年の日本の平均年齢は？
・・・衝撃的でした。
４８．４歳。
世界は３０歳で、年齢が高いほど減っていくピラミッド状の形をしています。
ところが日本は、どちらかというと逆ピラミッド。
高齢でも医療の発達で生きていますからね。自分は７５歳が寿命と決めていますけど。
それ以上になると健康でいられなくなってきますから、そこまで長生きしたいとは思いません。
今の日本は４５～６０歳までが一番多い。その次は７０歳から８０歳です。
そして、２０３６年にはついに平均が５０歳になります！
これはモナコ公国に次いで世界第２位の平均年齢の高さなんです。世界ですからね。
・・・まずい。
そして、４年後の２０２５年に２０～６９歳が人口の６４％になる。
つまり、生産しない人口は３６％ということ。
生まれてきて１９歳までの子供たちと働けなくなってリタイアした人たちを６４％の人たちが支えるということ。
パッと見は「なんだ、そんな感じか」と思うかもしれない。
しかし、２０００年の時は６４％が４７％だった。
つまり、その人たちでまかなえていたものが、６４％でまかなわないといけないということ。
まだなんとなくわかりにくいですね。
老齢化指数というデータで見てみます。
２０００年の時は７０歳以上の人口を２０〜６９歳人口で割った指数が５７．４％。
これが２０２５年は１４２．４％。２０３０年で１５０．５％になる。※ここまで総務省データによる
ものすごい勢いで超少子化、高齢化が進んでいることがわかりますね。
自分が７５歳の時、もう破綻状態で１７３％になってしまいます。
こうなってくると老人は自分たちの世話を、自分たちでしなくてはなりません。できます？体、動きます？
今の世の中の様子をイメージしてみてください。
お金のあるご老人は有料老人ホームに入り、介護、介助していただいていますよね。まあまあいい生活です。
しかし数年後からは、この老人ホームに入れない人たちがあふれるということ。
今見ている世界が２０年後の未来ではないということです。
この日本においては・・・です。
世界に早く離脱すれば、状況は一変します。
例えば人口が増えている（世界的には爆発的に増えています）国へ移住すれば、自分より年下の方がたくさんいますからそういう国は今の日本と同じかそれ以上の生活ができる可能性はあります。
ベトナムは活気がありました。平均年齢が３０歳以下ですからね。
ここで、ひとつの判断です。
今の日本の状態のままで大丈夫だよ、と信じて生きる方法。
もう一つは、着々と語学を身に着けて海外へ離脱する方法。
親の介護や子供がいる場合は簡単には行きませんから、より慎重に計画する必要があると思います。
会社を辞めて、全て財産を海外の銀行に移してタイに移住した方がいます。
また現在働いている人の中にもそういうことを考えている人がいます。
賢明でしょうね。
日本が生き残るには、今の日本人の中にある”日本人”という考え方をガラリと変える必要があります。
海外の人材を安く使っている場合ではない。あれ、私は嫌いです。ひどすぎます。世界からそっぽを向かれたらどうするんでしょう。
今は労働人口を増やさなければいけないんです。
そうしなければ経済が破綻する。そう思いませんか？
いろいろな負の遺産を子供たちに背負わせてはいけません。
先進国の中で最も平均賃金が低い、総所得が低い日本ではいけないんです。
これをどうやって強くするか。
みんなで考えないと本当に手遅れになるかもしれない、今がラストチャンスのような気がします。
個々が考えてみませんか。
さあ、今日もきっといい１日になる！