2年ほど前に受けた会社の研修で
「定年退職後は地域のコミュニティーに参加するとか今のうちに付き合いの幅を拡げておいたほうがいい」
という話がありました。
その時は「そうだよなあ」と思って聞いていたんですが、地域のコミュニティーはこのコロナ禍で全くイベントが開催されないため、当然参加もできない。
でも、趣味のコミュニティーは大会こそないものの週末は忙しいほど全開です。
今日は、天気予報を見ながら100㎞超のライドへ。
いつも長い距離を走っている先輩に連れて行ってもらいました。
道は多く知っていたほうがいいですからね。とても楽しいライドになりました。
今まで走っていても全然知らなかった景色。
知らない道。
感じたことのない空気感。
凛とした空気を感じました。
信州の鎌倉、上田の塩田平です。
こんな水車を見たのは何年ぶりだろうか。
(安曇野のわさび田の横を流れる川にありますが、あれもものすごく趣があります。)
また、少し上ったところにワイナリーがあって、これも全然知りませんでした。
広大な敷地にワイン用に栽培されているブドウがあり、建物の中では試飲もできるようです。
こんなところを教えてもらえるのも、利害関係のない仲間だから。
この適度な距離感がたまらなくいいです。
明日になれば、それぞれ仕事でバリバリと動き回るに違いないのですが、このバイクで走り回っている時間だけは
”今、この瞬間を共有している仲間”なんです。
それも、ただ観光しているのではなく、移動中は体にきついことしてますからそういったことでもつながっている感じはありますね。
「あの坂はちょっときついよねえ・・・」
「ここはあとカーブ2つで頂上だから・・・」
こういうつながりは一生ものだと思います。
そういうつながりを持つには、自分で飛び込んでみるしかない。
そういうものですよね。
コミュニティー、大切にしたい言葉です。
さあ、明日もきっといい1日になる!