きょう、なかなか施策に前向きでないメンバーを集めて対話をしました。
やらないのか、できないのか、そもそもやる気がなくなったのか。
怒りはしません。
昔、散々怒られて、箸の上げ下げまで言われたこともありました。
今はそういうマネジメントで人は育ちませんし、自分がされて嫌だったことはしません。
個々にいろいろ理由はあるようでした。
他のことで忙しくて、施策は頭にあったができなかった。
あれもこれもで手が回らなかった。
そもそも頭から抜けていた。
いいんです。
これを言えずに、すみませんとか言われるよりも自分がこうやって考えています、と言えたことがまず対話できる状態にあります。
完全にそっぽを向いている人やその場を繕う人、うそを言う人は難しいです。
会社に対して背を向けている人もいます。
「数字(業績)やってるのに何が悪い」というタイプ。
いえ、いいんですよ、ずっとそのまま上げ続けてくれるなら。
この1年で劇的に世の中が変わりました。
今のやり方で苦戦しているのに、この先どうなるでしょう。忙しさに飲まれてしまっているんです。
「空気吸うのに忙しいんですよ!」と言ってる魚みたいです。
パクパク・・・。
ここから3年後、さらにこうなるだろうという画が私の頭の中にあります。きっとそうなります。
我々営業を取り巻く環境の変化です。そんな話をしました。
業績があまりよくないときは施策がたくさん出てきます。
プロセスで追いまくられます。
「動かないから案件が出ないんだ!」と。
これ、昔の発想です。
モノを作れば売れた時代はこれでよかったんです。
今は違います。
もちろん、たくさん動くことは必要です。
目的は、自分が知らない知識をお客様から教えてもらうためです。
GIVE&TAKEです。
我々の考える提案を聞いていただき、お客様のコトを教えていただく。
この数が問題なんです。
具体的には言いませんが、これを突き詰めれば必ず6ヶ月でかなりのことが習得できます。
そのための時間をどう作るか。
これもアドバイスしています。でも、やらない。
全然簡単なことだし、楽しみながらできることです。でも、やらない。
これが不思議なんです。それで忙しいと言っている。でも、業績は上がらない。
上がらないスパイラルです。
今までよりもお客様との商談時間を増やし、成果を上げたいなら、今までと違うことをしなきゃいけない。
私は、ワクワクします。
今までと違うことをワクワクしながら考えて「こんなことをしようとしてるんですよ、御社はどうですか?」と聞けばそこからいいか悪いか見えてくる。
こういうすこしバカっぽいように見えることでも一生懸命やっていると、お客様も一生懸命反応してくれます。
これが一期一会だし、営業の面白さだと感じています。
肩書とかは関係なく、その会社のコトをどれだけ考えて、役に立とうとしているか。
結果は必ずついてきます。
それがこれからの働き方。
どうせやるなら、仕事は楽しく。
家にいるよりも長い時間、取り組むんですから。
さあ、明日もきっといい1日になる!