年に一度の春先イベント、その名もしかばねツーリング。
なぜ”しかばね”かというと、理由は3つ。
1.公共交通機関のない所を100㎞以上走る
2.バイクトラブルは自分で直す。直せなければ自分で何とかして帰宅する。
3.とんでもなくきついルートを走る
1と2は普段からそうですが、3がこのツーリングの苦行です。
独りだったら心が折れますね。
今日のルートはこちら。
長野市を出て、菅平を上り、嬬恋村のパノラマラインを抜け、草津温泉に出ます。
そこから渋峠を目指して20kmの上りです。
渋峠はこちら。志賀高原ですね。スキーをしてましたよ。
草津温泉まで70km以上走ってきていて、ここを目指して「強風と急こう配」を20km。
これには閉口しました。
このルート、2回目なのですが、やはりきついです。
車とバイクが何をそんなに急いでいるの?と聞きたくなるくらいに飛ばしてきます。
景色を観に来たんだと思うんですが、残念です。
3,700kcalを消費し、獲得標高はもう少しで3,000m。
ずっと上っている感覚でしたから。
こんなルートを組めるのも周りを山で囲まれているから。
頂上の気温は9℃。
ただ強風で、体感温度は0℃。手がかじかんで動かない状況でした。
このイベントは、体中の神経や筋肉を動員するので、スイッチが入る感覚になるんです。
速いか遅いかではなく、動けるかどうか、楽しめるかどうかです。
結局自分で登り切った、やり切ったという財産が残りますからね。
それが何事でも大切だと改めて感じました。
さあ、明日もきっといい1日になる!