DXとは何でしょうか。
この言葉はかれこれ5年以上まえから耳にしてました。
その頃私は、それ自体が普通のことだと思っていたのであまり深く考えていなかったんです。
「デジタルっていうけど、システムを複合的に合わせてデータも分析して効率を上げるんでしょ?」と。
では、現在はどうでしょうか。
そのものが、深く定義されて解説されてきました。
わかりやすくなりましたね。
例えば、コンビニなら以前からPOSを使って、在庫切れが無いようにデータを取ってました。
発注点管理ですね。それと客層管理。
これは30年以上前からやってました。
男性、女性、年代、そして何を買ったのか。
当時はこのデータを持て余したと思います。ビッグデータを処理することができませんでしたから。
それが段々と分析、管理できるようになり、細かく分析して顧客の囲い込みまでやっています。
ビッグデータの活用です。
これから先はこのデータから、どんな人がどんなものをいつ買うのか。
季節や天気は?
今でも天気によって売れるものが違います。
もっと言えば、体感気温によっても違うはずですね。
こういう細かな分析で、無駄な在庫と物がないことで販売機会を失わないようになっていくでしょう。
当然県ごと、立地ごとにいろんな違いがあるでしょうね。
この最終形はAmazon Goです。
レジに店員が居ない、万引きも無くなり、棚卸が毎日できる。すごいですね。
タクシー業界も大きく変わりました。
自分がシステムを売ってた頃は、オペレーターが配車してました。
その人の腕次第。
今はGPSがあるから、一番近くにいる車を配車できます。お客様を待たせない。
さらにオペレーターも外注してるところが出てきました。
これ、進化形はアメリカのUberです。
日本ではUber eatsが有名ですが、もとはこちらです。
一般の人が、ネットで客待ちして自分の行きたい方向に行く人がいたら乗せてってあげる。
”ついで”だから安い料金。
イエローキャブは客を取られるわけです。
でも、近くに行きたいだけなら、これほど安全で便利な仕組みはありませんよね。
日本でやると、白タクになるので犯罪ですが・・・。
ネットやAIの普及で、どんどん便利になります。
これがDXですね。
オペレーターの仕事は、やがてチャットボットに置き換えられるでしょう。
もちろんすべてではありません。
そうしていかないと人が不足して回らなくなりますから、どんどんデジタルの力で世の中を変えていきたいですね。
さあ、明日もきっといい1日になる!