今日も絶好調!

役割と勘違いと責任と。

「部長に昇進か、偉くなったなあ」

その昔、こんな会話を聞いたことがあります。
最近は聞かなくなりましたよね。
自分は昔からこの「偉くなる」という言葉に違和感がありました。
「偉いってどういうこと?」
「部長になると仕事しなくてもいいの?」
「社長は偉そうに指示してればいいの?」
まあ、子どものころはそんな風に思っていました。
社会に出ればいろいろがみえてきます。
当時は役職が上の人たちは年齢も上。
命令されても、さほど違和感はありませんでした。
もともとが体育会系なので先輩のいうことは絶対。
ただ、少々違う思考も持っていたので初めての上司が理不尽なことを言ったときに一言だけ。
「うるせえなあ」
と言ったことがあります。
覚えているくらいだから、”まずい”とは思っていたんですよね。
筋の通らないことが嫌いでずっと来ましたが、社会では目の前のことは筋が通っていないように見えるけれど、裏ではびしっと通っていることがあります。
これを知った時に背筋が伸びたというか、自分の視野の狭さを知ったというか。
ここには書けないような物事の道理があるものです。
そういうことを知ると、人は不用意に言葉を言えなくなるものです。

組織にいてそれなりにものを考え、実績ができると役が付きます。
ここで問題なのは錯覚する人が出てくること。
役は役割だと理解していないと間違えます。
自分が言ったことが思い通りになるような錯覚。
ありえません。
表向きはそう見えても、長くは続かない。
上から命令するときは裏ですべてうまくいくように仕掛けを作っておかなければだめです。
それは、メンバーに理解してもらっておくこと。
人ですからわけもわからず、こうしろああしろでは動きません。
「こうしたい。その理由はこうで、今は難しいこともあるけど必ずうまくいくから我慢してやってほしい」
これをじっくりと伝えなければ、組織としては脆弱になります。
そして組織の役割として長と副では役割が違うことをわきまえていないとこれもおかしくなっていく。
こういうのをたくさん見てきました。
たまたま通っていたお客様先でそれが垣間見えてしまったとき、営業としての対応をガラッと変えたことがありました。
人を見る機会が多い。
そしてみられる立場として百戦錬磨の社長の皆さんと話をさせてもらう時などは「わきが甘い」とよく叱られていましたのでじっくりと考えながら行動していました。
まあ、それでも簡単に人は変わらないので、先方から自分の”穴”がみえたことでかわいがってもらえることもしばしばありました。

組織の上に行けばハッタリも必要だし、組織を動かすためにメンバーに強く言わなきゃいけないこともあります。
このときにサブの”副”とつくNo.2がどう動くかが重要でした。
事前に話しておいて、うまく回るように仕向ける。
このコミュニケーションがその後の仕事がうまくいくかどうかを決めると言っても外れではないでしょう。
自分が前に立つときと後ろに下がって任せる時と。
この使い分けが役割だと思います。

勘違いしている人がしばしば見られますが、こちらとしてみるとやりにくいですよね。
プライベートの時はばっさり切り捨てますが。
まあ、会社ではその分だけ責任を負っていますから、あからさまにはやらないですけど。
ただ、「人の上に人をつくらず」だと思っているので、そういう点でよく見てしまいますね。

さあ、今日もいい1日にしよう!

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