会社の中にはいろいろな人がいます。
ある時代に首相をはじめとして閣僚に対して進言する役割の方がいました。
政治家ではありません。
その方を支えた方と話したのですが、とても物腰が柔らかでそういう仕事をしていたということを初めて知りました。
官邸に行くという日の朝、出発1時間前にあるデータを探すように言われたそうです。
早朝ですから誰も対応できない。
でも、首相に会うのに曖昧なことは言えない。
正確な数値を渡す必要がある。
その方は、一番その数字を持っていそうな省庁に電話して事情を伝えたけれど、早朝のこと。
まだ担当者は出てきていない。
ヒヤヒヤというか真っ青です。
今のようにネットも普及しきれていない時代。
ところが、担当者が出てきて事情が伝わるとそこからは早かったそうで、出発5分前に無事にデータを渡せたのだそう。
それから各省庁を周り、二度と同じようなことがないように人脈作りをして歩いたそうです。
一方では、そんな仕事をしていると大企業から圧力をかけられることが何度もあったそうです。
命取られるかも、と思ったことも。
そんな仕事をしてきた方とはとても思えないほど柔らかい方。
とても勉強になりました。
反面、とても真似できないです。
ひとりで考えて立ち振る舞う必要があるんです。
トップシークレットの、それこそ公開してはいけない話を握っているわけです。
下手をすれば新聞の一面になってしまう話。
痺れますよね。
実際には首相の話としてなったわけです。
新聞紙面に出てくるときは、首相の言葉が出てきますが、その裏側でどれだけの人が動いているか、ということです。
相当なプレッシャーの中で働いている人たちがいる。
自分はその一端を聞いて、それだけで「あ~、自分にはできないなあ」と思いました。
社内のトップクラスに帯同するとき、英語ができないのに、あそこへ行く、ここへ行くというオーダーに応えなくてはいけない。
臨機応変の力が試されます。
これは大変です。
片言でも通じればいいですが、ビジネス英語はちょっと違いますからね。
あまり詳しく書けないのですが、そういう世界もあるという話を聞けて良かったです。
さあ、今日もいい1日にしよう!