長野県は自然が豊かです。
里山に囲まれていて、四季を感じることができます。
そんな長野県でも50年前とはこんなに変わったと先日新聞で見てショックを受けました。
間違いなく温暖化です。
その話は先日も書いていますが、深くはまたあらためてするとして今日はこの土地を自転車で走り回ることについて考えてみました。
どこに行くにも坂をいく必要がありますが、それはそれで楽しいです。
温暖化を感じつつ、自然を満喫してほしいのでもっと多くの人にこの長野県を走ってほしいと思っています。
”自転車”という道具を使ってたくさんのルートを知ってほしいんです。
山には山岳ガイドがいるように、この自転車を使ったガイドの人たちも存在はします。
ところが、先日話をしていてハッとさせられました。
もちろん自分がガイドをしようということではなくて、なぜいないのかなあと思っていたんですね。
不特定の方のガイドをしようとしたときに、難しさがあるのは
「その自転車が安全に走れるものかがわからない」
ということです。
自転車は30キロ位で平地を走れるもので、これが下り坂になると60キロ位出ます。
安全に走るためには、それぞれの自転車が確実にメンテナンスされていることが必要になりますよね。
一度”軽車両”として動き出したら、それは確実に止まれなくてはならないわけです。
自転車屋さんのお客さん仲間で走ってるときにはメンテナンスされていることがわかっていますから、ある程度の接近をしても安全に走れます。
ところが、いろいろな人が集まってきて、その集団が安全に走れるかどうかはわからないですね。
これが自転車のツアーがあまりないことのようです。
確かに怖いですよね。
ブレーキをかけたら、止まれるものが、
「もし・・・止まれなかったら」
そう考えただけで恐ろしいです。
今の機材はとてもよくできていて、メンテナンスしなくても走れてしまいます。
ところが必ずしも安全ではないロードバイクも見かけます。
あの細いタイヤなのに空気圧が明らかに少なかったり、異音がしているのにそのまま走っているのも見かけます。
最低限のメンテナンスの知識は持っていたいですね。
知識があって自己責任でやるのはいいかもしれないですが、「操作に問題がなくて、確実に止まることができる」のが最低限の条件です。
これに自信がなければ、素直にバイクショップへ持っていったほうがいいですよね。
今のロードバイクはカーボンフレームに軽量パーツがついているので、とても繊細です。
カーボンは締めつけ過ぎると割れます。
理解していないとすぐに壊れるといってもいいかもしれません。
そして何よりよく走ります。
平地なら街中は車よりも速い。
信号をすべて守って走っていて、車よりも速いです。
ただ、そういう乗り物ですから気を付けたいです。
長野県をもっと自転車で走りやすくすれば、また違った観光客が増えると思うのですが。
さあ、今日もいい1日にしよう!