今日も絶好調!

”ものごと”には流れがある

先日、バイクライド中に千曲川を見ていたんです。
最近少し川が濁っていて、きれいな流れを見ていないような気がします。
流れが速いときは、その流れに合わせて川は隆起したり沈んだりしながら流れていきます。
あたりまえのことなのですが、この柔軟さがあったらどれだけ楽だろうかとあらためて考えました。

自分はここまで50年以上生きてきたんですが、不思議な出来事に何度かあっています。
それは2つあって、何度も起きたことと集中して起きたこととがあります。
何度も起きたほうは、クレーム処理が多発したこと。

なぜ?また…

これが重なって何度も起きたんです。
自分が束ねていた組織の中で何度も。
なぜ、同じようなことが。
あれは不思議でした。
まるで力試しされてるかのような気持ちになりました。
まあ最後の方はもういたって冷静になりますよね。
とてもいい勉強になりました。
この一連の対応でまずやってもらったのは、何よりも最優先して現場に行くこと。
何が起きているのか、目で見た内容を共有すること。
もうひとつは流れを感じることでした。
いま何が起きていてどういう対応を求められているのか、神経を一点に集めて聞くんです。
そうすると見えてくるものがある。
自分は運がいい方なので、いろんなところに助けを呼ぶとなんとかなりました。
この話とは少しずれますが、世の中にはとんでもない強運と肝の据わった方がいて、クレームが起きた時に何人かに指示を出して自分は机の上で何もなかったように仕事をしている。
この方に教えていただいたのは、何が起きているのかを正確に把握して、その上で必要な指示を的確に出すこと。
別に慌てる必要はない、メンバーは仕事をしている。
もし、こちらに非がある場合はスパッと謝る。
ただし、非がない場合は決して謝らない。
何にお怒りになっているのか判断して、その方にすぐ報告させる。
今までどうにもならなくなって出ていった時は一言だけ「第三者入れましょう」とだけ言って帰ってきたとか。
物には流れがあるから、こちらに流れた時にきちんと対応すればおかしくならないとか。
これは本当にそう思います。

集中して起きたほうは、これも不思議でしたがいろんな方向から見えない矢を射られる感覚です。
これはクレームではなくて”突き上げ”です。
社内のメンバーからの。
まあ、あんなことは滅多に起きないんでしょうけど。
これも人の考え方を学ばせていただきました。
みな自分が主人公ですからね、自分にとって邪魔なものは排除しようと思うのでしょう。
でも、組織の中においては曲げられるものとそうでないものがあります。
これを一番理解していないとダメな経歴を持つ人たちがごちゃごちゃ言っていた。
不思議でした。
どちらかというと、
「それは組織の長をやった人なら言ってはならないことなのになんで???」
という思いと悲しみの方が強くて、怒りは感じなかったんです。

日々生きていると不思議なことは起きます。
必ず。
その時に考えるのは、「何が起きているのか」を自問自答すること。
冷静に俯瞰して騒がずにみることです。
そうするとなにかが見えてきたり感じることがあるはず。
自分の運の良さも合わせて信じることも大切です。

少し前に”瞑想の大切さ”のようなものがたくさん動画で流れてきたことがありました。
何も考えず、無になって自分の呼吸だけを感じている時間を日に3分つくったらきっと何かが変わります。
いろいろなことの起きる時代だから自分の流れを感じながら、無になってみる。
大切な時間だと思います。

さあ、今日もいい1日にしよう!

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