今日も絶好調!

バイクライド時のトラブルに思うこと

ふだん週末にバイクライドに出かけるといろんなことが起きます。
よくあるのは自分のバイクのこと。
パンクとかネジの緩みがありますよね。
以前、ボトルケージのネジがゆるんで、ボトルが飛んでいったことがありました。
まあ、それなら実害はないのですが、最悪なのは落車すること。
以前、タイヤがバーストのような空気の抜け方をした時はほんとに転ぶかと思いました。

怖いです。

もうひとつは相手があるとき。
特に車です。
車はこちらのスピードがわからないから、突っ込んでくることが多いです。
30㎞くらいは出てますからね。
こちらが直進でも関係なく、向こうから右折してくるなんてことは日常茶飯事。
だからライトは必須。
来そうだったら、手で合図して止まってもらうように仕向けることも必要。
先方が止まるかどうかは別ですが、こちらの意思表示は重要です。
そもそも30㎞出ている自転車はそうすぐには止まれません。
相手に見つけやすくするために派手なジャージを着るのも自分を守るためです。
一時ダサいと言われたことがありましたが、自分はひかれるよりはいいので全く気になりません。

もし事故になったら…。

体がむき出しですから、ただでは済みません。
さらに、このバイクはもう手に入らない。
着ているジャージだって同じものは手に入らないし。
相手が車だったら間違いなくバイクは全損。
骨折も必至。
入院ですね。
相手だって、そこから地獄が待っている、って想像すればわかること。
でも、交差点では怖い目に会うことがあるし、幅寄せなんて普通にあります。

もし転んだら、地獄です。

こちらはペダルとシューズがくっついてますからタダではすまないんです。
そういう車のドライバーにわかっていただきたいのは、

あんまり見かけないカッコをしている人たちの着ているものや道具は高いということ。

長野県内にはそれで食べている人たちがたくさんいます。
もしケガをさせたら?
新聞に載るくらいならいいですが・・・。
知らない世界があるということをもっとわかったほうがいいんです。
そういう想像力を働かせてほしいものです。
最近仲間にそんな出来事があったのであらためて書いてみました。
どうか届きますように。

さて、自分は自転車に乗り始めて大会に出るようになったのが95年。
今のように電動シフトもカーボンフレームもないアルミ全盛のころです。
その頃、一番最初に言われたのは

「パンク修理を覚えなさい」

でした。
「いろんなところへ行く時必ず困る時がくる」
と言われて覚えました。
忘れられないのは大会でのできごと。
ツールド美ヶ原の大会に出ていて、中間点の少し手前でパンクしました。
身軽にしようと思って、いつもならやらないのに、その日だけは工具一式を置いていったんです。
まあいつもやらないことを大会の時にやるものだからそうなるんですが。
とても親切な人がパンク修理セットを投げてくれて、それで直すことができたので完走できました。

ところが悪夢は続きます。
下山の時にまたパンク。
下りでのパンクほど怖いものはありません。
やっとの思いでバイクを止めてバクバクする心臓と震える手で直しました。
なんと、そこは上りでパンク修理した場所と同じところ。
何かあるんだなと思いました。

それからずっと年に1から2回、毎年パンクしてきましたから直すことは苦になりません。
ここ2年くらいはTPUチューブにしたら、パンクしなくなりました。
パンクするのは自分だけではないですから、今はCO2ボンベと電動ポンプの両方を持ち歩いています。
電動ポンプは自分以外のパンクで、すでに2回活躍しています。
あってよかった道具です。
手動式でもいいのですが、なんといっても300回ほどのポンピングはつらいのです。
毎年パンクしていたので、流石に電動ポンプに手が伸びました。
安くはないんですが、真冬の雪が舞う中でのポンピングを考えたら指が勝手に・・・ポチッ。

仲間の中には

「え?パンクってするんだ?」

という人もいます。
その方も結構距離を走るし、なによりも速い!
そういう人でもパンク修理したことがないから直し方知らないよ、と笑顔で言うんです。
一時期は自分の走るラインがいけないのかとか体重が軽いといいのか、とか考えましたがパンクする時にはするものなのであきらめています。
でも、たしかに女性の方がパンクしにくいようですね。
それでもパンク修理だけは覚えておいて損のないというか必須のスキルです。
自分でできれば、どこへ行くにしても安心して走れますからね。
修理して失敗したこともあるので、これだけはいくらでも教えられます(笑)

さあ、今日もいい1日にしよう!

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