先日、水泳のオリンピック内定で嬉しいニュースがありましたね。
池江璃花子選手です。
彼女が言っていたのは「2年前の絶望の淵にいた自分に今は苦しいけれど、復活できるよ、と言ってあげたい。」という言葉。
未来のことはわかりません。
だから、あれほどの大病をすればどんなに強い人でも「もうだめか、終わったな」と思うでしょう。
でも、あの素晴らしい泳ぎは日本中を感動させてくれました。泣けました。
ここからは焦らずに筋力をつけて挑戦していってほしいと思います。
自分の人生は誰にもわかりません。
ただ、今の、この瞬間の延長線にあることだけは間違いありません。
今日のテーマの時間を逆流させるというのは、例えば「1年後にこういう職業に転職したい」と考えていた場合、そうなりたいと思っていただけではなれませんよね。
ではどうするかといえば、期間を区切っていつまでに何をしておけばいいのか、これを細かく目標立てをして、”今”やるべきことを地道にやる。
この期間を区切って、前倒してくると、今やることがとても明確になりますよね。
学生の時にこのことに気づけばよかったと思います。
今、これが役に立っているのは仕事をするうえでゴールを設定しますね。
その時間内にすべて仕上げるためには、何を、どれだけ、いつまでに仕上げるかを前述のように区切って取り組みます。
すると、できるんですよね。
以前、会社の研修でそんなテーマがありまして、持ち時間は2時間半。
この中で、課題のテキストを読み、A3用紙5枚に書かれている課題をやり切るというものでした。
これがまたそのボリュームたるや課題を読んでるうちに、最初に何が書いてあったか忘れるほどの量で・・・。
そこで何をしたかというと、ひと通り読んでから時間配分を逆算でやりました。
設問ごとにかかる時間を終了時刻から設定し、今に戻します。
すると、課題ごとに充てられる時間がわかりますよね。
そこから一気に取り組んだおかげで、何とか5枚すべて書き終えることができました。
あとでわかったのはすべて書き上げたのは自分だけだったようで、とりあえずホッとした記憶があります。
時間を逆流させる
この方法を知っているのとそうでないのとでは、きっといろいろな場面で違ってくると思います。
1日の中でいろいろ取り組むことがありますが優先順位をつけてやりますよね。
そんな中でも、半年でやること、1年でやることがあります。
それは先ほどと同じように時間を逆流させて、今やることを設定します。
そうすれば、何をしないといけないかが明確になるのと、小分けにしてあるのでとても大変でやりたくないということにはなりにくいですよね。
あたりまえでしょ、と言われそうですが、でもこれを夢をいつ叶えるかというものに置き換えたときにも同じことができるか、です。
野球のイチローさんが小学校6年生の時に書いた作文はあまりにも有名ですが、
”将来こうなります。そのために今これをやっています。”という内容でした。
将来を見据えて今やることを明確にして、”今”に集中しているということ。
将来は、今の延長線上にあります。
もっともこれは時間の話であって、今取り組んでいることの延長線上にあるかは別の話ですね。
自分の夢、ありたい自分の姿を描いたら、ゴールを決めてそこから逆流させて今やることと直近のマイルストーン(手近なミニゴール)までにやることを積み上げていけば、ありたい姿に近づくのではないでしょうか。
人生は一度きりです。
そんな考え方で取り組んで、ありたい自分に近づけていきたい。
そう思います。
さあ、明日もきっといい1日になる!
そういえば、池江選手が白血病になって、骨髄バンクの登録がものすごく増えたって報道されましたよね。
あの人は、日本中が応援したくなる人なんですよ。※私も登録した一人です。
これからも成績ではなく、その努力するひたむきさを応援したいです。