
まだまだ暑いんですが、先日のバイクライドで、
「あ、寒い・・・」
と感じました。
少し標高が上がったところからの下り坂。
日向なのに、汗が冷えるのを感じました。
湿度が低いから、汗がサッと引いていくのを感じました。
あきらかに夏とは違ってきてますよね。
ん~、さみしいなあ。
大会はまだまだあちらこちらでありますが、それでも秋にまっしぐらな9月末です。

田んぼはといえば・・・気づくとどんどん稲刈りが終わっています。
何だか早いようにも思いますが、夏が暑かったから生育が速いのでしょうか。
それとも自分の感覚がずれているのか。
まだまだ暑いですからね。
たまにはこんなバイクで出掛けようと思い、出動。
少し手を入れたので、感覚が変わっていい感じ。
普段乗っているバイクとはポジションも体重移動も違うからこれはこれで新鮮。
今年はほとんど出番がなかったという何ともぜいたくな話です。
春先にオーバーホールに出しておきながら、ニューマシンを乗り回していたために出番がなかったんです。
このSHIVというバイクは、トライアスロンのために作られたものですが、そのためにポジションが少し高めにセットされ長距離を走るうえで疲労をできるだけ減らして、かつ高速巡行できるようになっています。
巡行しているときの快適さは他のバイクにはないかもしれません。
バイク重量が重いだけあって、加速は鈍いけれど巡行しているとそれがアドバンテージに変わる。
少々のアップダウンならハンドルの先を両手で握ったままでもこなしてくれます。
惰性で上りきったとわかるあの感覚は独特なように思います。
おもしろいですよね。
ただ、このバイクでレースに出る時は、40㎞なら3か月くらい前から乗り込んでいないと辛いです。
100㎞超なら半年以上、まあ1年くらい乗っていたら楽になるかなあ。
前傾でアームレストに体重を預けた腕はだんだんつらくなってきます。
これが乗り込んでいるのといないのとでは大違い。
乗り込んでいれば呼吸も苦しくないし、巡行しながら補給食を食べたり、飲み物を飲んだり自由にできます。
そして何よりも低いポジションを維持したままで走っていける。
乗り込みが甘いと腕や肩がつらくなってきて、体を起こしてしまう時間がだんだん長くなります。
これだけは避けたい。
練習ならともかく、大会の時は最初から最後まで同じ低いポジションのまま通すことが必要です。
そうすることでこのバイクのポテンシャルが100%発揮できるわけです。
めいっぱい乗り込んでいた時は、とにかく楽でした。
体を少しでも起こすのが嫌で、低いポジションでさらに体を絞って前面投影面積をできるだけ小さくしていました。
そのときは速かったですね。
楽に走っていたのにベストタイムでした。
”専用マシン”というのはそういうことですよね。

この写真は上田から見た美ヶ原高原です。
ここへ行くにはロードバイクでなければきついですね。
と言ってもギヤは一番軽くして、ひたすら我慢のペダリングですから、別に構わないんですが問題は下りです。
下りはディスクブレーキでないとつらいから。
今年は一度しか登りませんでしたが、上りごたえのある勾配がずっと続くなかなか厳しい道でした。
来年はぐるっと回ってきたいですね。
なんにしてもバイクライドは楽しいですからね。
さあ、今日もいい1日にしよう!