今日も絶好調!

迎え盆に想う

身内が亡くなってはや3年。
あっという間に時間は過ぎていきます。
最近聞くのは、お墓の維持ができなくなったという話。
今は核家族化が進んでいることと子供が減っていて、以前のように兄弟が多くいる家が少なくなっています。
さらに、晩婚化も影響して子供がいない家も増えていること。
そして、人は誰しも年をとります。
体が利かなくなって施設に入ろうとしたけどお寺からは寄付を求められるとか、墓じまいしようとしたらお寺が拒否するとか。

これからの時代は「お墓の問題」が大きくのしかかってきますね。
古くからある家の場合、過去帳というものがあります。
その過去帳にはご先祖の名前が書いてある。
ご先祖はこのお寺に何かを相談したり、託したり、寄進したりしたかもしれません。
そう考えると、そのお寺との縁は深い。
末裔が維持できなくなったからといって、簡単に墓じまいができないということが起きるわけです。
結構これが問題になって、あちこちで相談があるようですね。
難しい問題です。

分家の身としては、本家に任せてあるので何かあれば相談されますが、そういうことも特にないので今のところ心配事はないですが、この先はわからないですね。

昔はお寺の存在がとても大きくて、その地区を守ってもらっていたという意味もあるようです。
実際、自分もお寺に行くと心がスーッと軽くなるというか気持ちが楽になります。
神社に行っても同じ感覚になりますが、お寺は日々に感謝しに行くところだと思っています。

長野には善光寺があります。
どんな宗派でも受け入れるお寺です。
だから善光寺の納骨堂へ行くといろんな人たちがいますね。
本当に懐が広いお寺だと思います。
ここへ納骨することができれば、お墓をつくらずともそこへ行けばお参りできる。
こういう形もあるんだなあと思いました。

いずれにしてもご先祖に感謝する気持ちを持ち続けることが大切ですよね。
8月は戦争のことを考える月でもありますが、その当時のことを知れば知るほど先祖への感謝の気持ちが強くなります。
いま生きているという考え方もありますが、生かされていると考えるとその日その日への向き合い方が変わるように思います。
2025年8月13日。
お盆にそんなことを考えました。
ご先祖の皆様、ありがとうございます。

さあ、今日もいい1日にしよう!

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