
こちらは春は一面菜の花で埋め尽くされる飯山菜の花公園。
この季節は一面ヒマワリが咲いています。
少し小ぶりですがきれいです。
ここへ来るときにいつもは上の道を来るんですが、今日は途中で曲がったために下にきました。
そこからここまで上がってくる坂は16%の急坂。
そこを登ってきたら上から視線を感じる。
「ん?」
観光客の方2人がこちらを見て笑っていました。
「ここ上ってくる???すげえ」
というので
「こんにちは!」
というと、ずっと笑っていました。
いや、短いから登れるんですよ。
まあ、初めて見たら気持ち悪いとは思いますけどね。
さて、暑気払いの2日目は、元同僚のこんにゃく屋さんと定例の飲み会。
さすがに体に来ていたのですが、こういう時のビールはうまい。
格別でした。
そのときにこんな話が出ました。
プライドが高いから謝ることができないんだよね。最悪なのは、人のせいにする。
自分なら、「いやあ、すみません、間違えてしまいました、すぐ作り直してきます、とか実は一部材料で値上げのものがあったのでわかるようにしてきます。」といいますね。
賢明ですよね。
非を認めて、そこをチャンスにするほうがいいと思います。
これがプライドの高い人はできないのだそうです。
そういう人がいて困ると言って嘆いていました。
まあ、正確なので何とも言えませんが、営業職の彼と自分は同じ部署にいたころにそうやって切り抜けたことが何度かありました。
先方の勘違いでこちらの提出したものが違うという指摘を受けたとき。
「てっきりこういう仕様でいいと思ってしまいました。違う意味でしたか、大至急お持ちしますが、他にこういうものを検討いただくのはどうでしょうか。きっと検討いただいたことを社内でも評価いただけると思いますよ。」
これ、わかるでしょうか。
あ~、そんなことあったなあ、と言って笑いました。
仕様の変更があったことを先方は認めないので、こちらのせいだということにして、違うモノを追加で検討いただいたんです。
それを「検討いただければ貴方の評価が上がりますよ」という言い方を暗にしているんです。
そうすれば、相手にとってはプラス要素しかないですから、競合排除もできて一石二鳥でした。
プライドの高い担当者との取引は違った意味で気を遣いますが、やり方次第ではがっちりとこちらの味方に付いてもらえます。
営業マンはプライドをもって、相手を尊重する。
謝る時は誠意をもって謝る。
その上で交換条件を付けられるならこのチャンスは逃さない。
相手に非がありながら、それを認めてもらえないときは有効です。
彼とはいろんな仕事をしました。
大きなクレームの時には力になれませんでしたが、社内の理不尽なことのために彼がお客様から怒られることになった時には、最終的に当時の社長のポケットからお金を出してもらい、先方に迷惑をかけずに済んだことがありました。
このとき、経理担当部長の顔をつぶしましたが、彼を守ることができたので自分はそれで構いませんでした。
割とそういう理不尽なことが昔はあって、他の部長ともやりあって、その人をポストから引きずり下ろしたこともありました。
すべてはメンバーのため。
やり方はうまくないんですけど、仕方ありませんでした。
プライドの高い方は、自分の様なタイプを嫌います。
徹底的にやってしまうからです。
そんなことをしているから睨まれていたのですが、まああまり気にしていませんでした。
武勇伝だったらカッコいいんですが、この性格が災いしたのは自分が会社のためにやりたいことを進めやすいようにポストが上がると今度は言いたいことが言えなくなる、という真逆のことに直面した時でした。
それまでは主張してきたことを言えない時が来るとは思いませんでした。
組織というのはこういう矛盾が起きると、そのときに知りました。
詳しくは書けないのですが、まあ、そういうことを知っている人に仕掛けられた、ということがあったんです。
これには参りましたね。
組織にいるのが本当にいいことか。
自分で物事を起こしたほうが自分の責任でいろいろできる。
そう思いました。
いろいろありますね。
さあ、今日もいい1日にしよう!