朝早起きをして、少し多めにパンを食べて、ロードバイクで出かけました。
向かった先は、「小布施」。
日曜日は"小布施見にマラソン大会"がありました。
今回はマラソン大好きな夫婦と会社の部長が出るというので応援です。
この大会は、”くいだおれの大会”で観光客の誘致のために、地元名産のものや地元企業の扱う食品を参加者にどんどん振る舞ってくれています。
小布施町といえば、栗と葛飾北斎が有名ですが、シャインマスカットやネクタリンなども有名です。
さすがに参加した人の満足度は高くて、毎年参加している人も数多くいます。
今年は8,000名と言ってました。
さて応援ですが、自分は参加したことも応援しに行ったこともなかったので、さてさてどこに行けば1番応援しやすいかなと係の人に聞いてみたり、町の人に聞いてみたりしたのですが、どうやらコースに右に折れる道があるというのでそこを目指しました。
土手の突き当たりを右に折れるところでした。
ここにいれば否応なしに減速するし、全員の顔が確認できるベストポジションでした。
ただ心配なのは、自分が応援に行くという話を誰にもしていないので、向こうから声をかけてもらえる可能性がとても低いということでした。そのため、先頭のランナーからずっと応援をしていましたが、普通の大会ではないためにタイムの予測が全くできません。
ようやく見つけたマラソン好きな夫婦も、いつもよりもかなり遅いタイムでした。
何でも牛乳を飲んで、ジェラートを食べてきたとか・・・。
こちらから大声で呼んで気づいてもらえました。
会社の部長もだいぶ疲れているようでしたが、声をかけて気づいてもらえました。
といっても、8㎞地点ですからそんなに疲れていたら困るんですけど。
唯一向こうから声をかけてくれたのは、以前よくお店のイベントで一緒に走っていた仲間でした。
ヘルメットをかぶりサングラスもしているのに、よくわかったものだなぁと思います。
応援しっぱなしで、ここの場所から次の地点に移動できたのはスタートから2時間後でした。
先頭のランナーは、もちろんゴールしてしまっているタイムです(笑)
堤防沿いに移動してランナーを待っていると、きましたきました夫婦ランナー。
そして、せっかくゲットしたアイスを自分にくれました。
「ありがとう!!」
実は応援していて喉が渇いていて、さらに気温が高くなってきていた時だったので嬉しかったんです!
さてランナーを見送り、自分は一路「山」へ。
今日のルートは、小布施から飯綱町へ抜け、信濃町へ出てそこから戸隠を目指すルートにしました。
このルートはひたすら登りです。
途中、もろこし街道を抜ける時「小林農園やっているかな」と思いましたが、8月1日からの営業と書いてありました。
8月になればこの駐車場がいっぱいになるんだなぁと眺めながら通過。
さあ、ここからはメインイベントです。

遠くに見えた山はもう目の前。
黒姫山と妙高山です。
10%を超える勾配が続きます。
ここは何度登ってもきつい。

そもそも今年は坂の練習が少ないために体ができていないこともあると思います。
きつい坂は、今年のテーマとして腿裏を意識的に使おうと考えました。
といっても普段から使えていた筋肉ではないので、なんといっても「辛い。」
でもやらなければ動くようにならないので、我慢ですね。
自転車はというと、今年で乗り始めて31年になるのですが、坂に関しては本当に辛いですね。
先日、自転車屋さんで話をしていた時に、速い人は速い人なりの悩みがあり、速い中でもがいていると言われました。
遅い人は諦めているわけではなくもがいているのですが、ペースが上げられないという悩みがあります。
まぁ速くても遅くても悩みがあると言う事ですね。
ツールドフランスとか世界で走る人たちは、その人たちなりの悩みはあるとはいえ、見てる限りでは超人的なものを感じます。
あ、超人ですね。
坂を坂であるように走らない。
どうすればそういうことができるのか分かりませんが、一度でいいから経験してみたいものです。
平地が速ければ、それはそれで楽しいかもしれませんが、自分の場合住んでいるところはどこへ行っても坂があるところなので、やはり強くなっておいた方が楽しめます。
我慢しながら登っていくと、キャンプ場、その先に奥社が見えてきます。
ところが奥社の駐車場は既に満車。
まぁ午後1時過ぎですからね。
今日のメインはここまでです。
ここからはアップダウンはあるものの、足がつりそうになるほどの坂はありません。
今日のルートはいつもだと登ってくるところを反対から回ってみました。
これはこれできついんですよね。
ただヘッドホンをオフにして、聞こえてくる鳥の声や夏の虫の声を聞きながら走るのは贅沢な時間です。
聞き慣れない鳥の声を聞くと、良いところを走ってるなぁとついゆっくりになります。
緑が濃くなり、山が生き生きとしていました。
多くの人に見ていただきたいですね。
さあ、今日もいい1日にしよう!