
緑がきれいな季節です。
近所の公園はいつしか雑草が伸びて、市の委託を受けた業者の方がきれいに刈り取ってくれました。
緑と青、そして雲の白さのコントラストがとても綺麗です。
いいですよねえ。
自然に囲まれていることの幸せを全身で感じます。
今日は視野の広さをテーマにしてみました。
これは、自分の視野が狭いなあと思い書いています。
人はいろいろな経験をしたり、いろいろな人と出会ううちに見聞も広くなったり、自分の視野の広さが少しずつ拡がっていくのだと思います。仕事でいえば、同じ仕事を同じ場所でしていたら拡がっていきません。
ひとつの会社の中にもいろいろな仕事があるので、そういったことを任されると拡がっていきます。
おもしろいのは、他の事業所に行くだけでも変わりますし、これが県外の事業所となると扱っているものはまったく同じなのにググっと視野が拡がっていくんですよね。
自分は幸いにもひとつの会社に居ながらにしてほとんどの職務を経験しています。
会社の中でも何でも知っているし何でもできるのでちょっと変わった存在だと思います。
でも、決して偉そうにしたり、上からものを言うことはありません。
気を付けているということもありますが、一番は常に変化しているものだし、過去の経験でものを言うのは停滞させてしまうからです。
もうひとつはそれで停滞した組織を見たことがあるからかもしれません。
経験したことはとてもプラスになりますが、意識しているのはそのことを踏まえて新しいことを発言、発信したいということです。
これは逆にいろいろ知っているがゆえに足かせのようになっていて、新しいことを言えなくなったりするので面倒です。
むしろ何も知らないほうが言えるかもしれないですね。
トライ&エラーという言葉がありますが、今はOODAループのようなスピードをもって展開する手法のほうがいいですよね。
どんどん新しいことを試しては検証して、どんどん変えていく。
そこで得た知見は無駄になりませんし、早いので「あの時はどうだったっけ?」ということはありません。
人にフォーカスしてみるといろんな人がいるので、これはまた書ききれないところがあります。
自分の仕事の範囲を決めてそれ以外のことはしない、きっと知っているんですが答えない、という人がいます。
その人の仕事をより効率化するためにシステム化しようとしたところ、烈火のごとく怒られた経験もあります。
仕事を取られると思ったようです。
もっと違う仕事をしてほしかったのですが、ダメなようでした。
視野を広げることでさらに様々な仕事をして、他のメンバーに感謝される存在になってほしいというのはきれいごとなのかと思ってしまった出来事でした。
残念ながら。
性格的な話でいえばものごとを見るときに視野が狭ければ、他の人と比較してひがんだり妬んだりするかもしれません。
そうなってしまう原因はさまざまで、なぜそうなるのかは想像もできません。
昨日まで良好だった関係が、翌日になったら急に冷たくなって理不尽なことを言われるということもあります。
自分は昼休みから帰ってきたら、態度がガラッと変わっていて驚いたということがありました。
性格もありますから何とも言えないですが、ひとつ思うのは、
点で物を見るのではなく、線、面で物を思考しないと物事の本質は見えないし、それでもまだ足りなければもっと視野を広げて多面的に見なければわからないということ。
ただそれができるようになるには相当時間も経験も必要です。
視野が広くなれば様々な視点で物事を観ることができる、考えることができるようになると思います。
そういう人になりたいものです。
多面的な視野を持ちものごとの判断基準にぶれがない人。
ひとりだけ知っていますが、ん~、それはそれで理屈っぽくて嫌なんですよねえ。
難しいですね。
さあ、今日もいい1日にしよう!