「最近ついてないんだよなあ」
「今年に入ってぜんぜん良いことがない」
こんな言葉を聞くことがあります。
本当にそうでしょうか?
自分はこう考えます。
「最近いろいろあるな、あんなことやこんなこと。
それぞれたまたま同じタイミングになったんだな。
これって何か意味があるのかな?」
内容によっては意味がある時もあります。
”注意するように”という暗示のこともあります。
でも、そのほとんどはたまたまだったり、自分が頭の中で勝手にくっつけているだけだったりします。
特に、仕事で疲れていたり精神的に滅入っているときはそうなりがちです。
これって、自己防衛反応でしょうかね。
まわりが高齢化していて、亡くなる人が増えてきて毎月葬式があるとか。
それって仕方のないことでもあるんですよね。
あれもこれもを不幸なこととしてくっつけるとどんどん思考が不幸なほうへ行きます。
そうすると、本当に不幸なことを呼び込んでしまう。
そのことに気づくべきだと思います。
それよりも、あれはあれ、これはこれ、としてぶつ切りにする。
その方が健康です。
人の不幸まで背負いこんでいる人がいたので気になりました。
「あの人が亡くなって、家族はどうなるんだろう、子どもも小さいし・・・うんぬんかんぬん。」
心配することは大切ですが、そう思うなら黙って寄り添っていたほうがいいんです。
まわりに言って何もしないくらいなら言わないほうがいい。
冷たいようですが、自分はそう思います。
災害が起きると心配する人は大多数ですが、黙って行動する人はその何割か、ですよね。
これは、災害のボランティアで被災地に入ったときに思いました。
そこにいる人たちは寡黙で、黙々と作業する。
いろいろなこと、は言いません。
それよりも自分にできることは何か、を聴いてとにかく動く。
指示するボランティアスタッフも的確に無駄なく指示していました。
そういうことだと思います。
人の不幸を自分の不幸にしないこと。
自分にできることで何かできるならそこに身を寄せること。
そして、なによりもあれもこれもと口にしないこと。
これに尽きると思いました。
もちろんいろいろな考え方がありますから、自分はこう思う、というだけです。
ただ、あれもこれもあって大変だ、ということって分解してみるとそうでもないんです。
整理してみればいいこと。
その中にうわさ話が含まれているなら聞かずに流したほうがいい。
自分の感情まで流される必要はありません。
自分の感覚で、何が大切なのかを判断し、まっすぐ生きていくこと。
そのためにはどう思考するかでだいぶ考え方が変わると思います。
それが人格にまで影響する。
毎日の積み重ね、ですからね。
さあ、今日もいい1日にしよう!
※今日書いた内容はあくまでも自分の主観です。
人に影響を与えようとか誰かを否定するものではありません。