社会に出るといろいろなことが起きますよね。
先日同僚と話をしていた時に、
「できるだけ多くの人と会って話をすることが大切だよね」
という話になりました。
自分は営業なので、今までどれだけのお客様やメーカー、ディーラーの人たちと話をしてきただろうか。
ふとそんなことを考えました。
もちろん深い話で議論した人もいますが、多くは表面上だけのことが多くなるわけで数だけでは何とも言えないんですよね。
ただ、ひとつのテーマでいろいろな人と話をすると面白いことも知っています。
もう20年くらい前のことだと思いますが、仕事をしていて疑問が浮かんだことをお客様に聞いてみようと思いました。
その月に伺ったお客様のすべてに帰り際、ひとつのことを聞く。
今まで正しいと思っていたことが、真逆のアプローチをしたほうがいいとわかったんです。
これには驚きましたが、翌月からは他のメンバーと共に違うアプローチをしたら大当たり。
お客様に喜んでいただき、業績も上がりました。
いままでのやり方を疑ってみる。
その答えは現場でお客様に聞いてみる。
これが大切です。
プライベートのことでも思い込みはあります。
良いと思ってしていたことが、実は嫌がられていたとか。
自分のやり方が正しいと思っていたら違っていることもあります。
これをふだんからいろんな人と話していると少しずつ微調整されて、ふつうになっていく。
うまく言えませんがそんな気がします。
あまりにも違いすぎるとこれはまた大変です。
その場合は、その違いを楽しみながら話し合うことができればいいのですが、かけ離れている場合、そしてそれを譲らない場合は折り合わないですよね。
まあ、これは会社でもあることですが・・・。
いろいろな人と話をして、自分の軸を作っていくことの大切さ。
これはこの年齢になって、あらためて感じることです。
そして、まだまだだと感じることでもあります。
・・・まだまだですねえ。
そんな自分が最近思うことは、人の役に立ってなんぼだなあということ。
最終的には人の役に立つとわかっていてもその過程ではむなしかったりします。
またその過程では、本当に役に立つだろうか、役に立てるだろうかと不安になることもあります。
20代のころは、人のことより自分のことを考えていたように思います。
そうするとあたりまえですが収入だって増えません。
人のためになる仕事をしてやっと増えてくるのだと思います。
それがわかったのは20代も半ばすぎたころでした。
自分は周りに(お客様ですが)素晴らしい方々がいたので、とてもラッキーでした。
その方々は常々「人の役に立たなければいる意味がない」と教えてくれました。
そのためにそういうことばかり考えていました。
安くするのがお客様のためになると安売りしてみたことがありました。
これは逆ですね。
自分を安く売るのと同じですから、それなりに扱われます。
逆に、付加価値をつけて高く(それなりの金額で)売ったら、とてもよい関係を構築できお客様の生産性が上がる提案につながっていきました。
そういうこともいろいろ試して今があるわけですが、そこで思うのは「役に立ってなんぼ」なんです。
役に立たなければ存在価値がないように感じますからね。
そういう意味で自分磨きを常にしていかなければと思います。
それと同時に多くの方とお会いしていろいろな話を聞きたい、とも思います。
そうしていないと自分が停滞=落ちていく、ように感じますね。
さあ、今日もいい1日にしよう!