お正月の特別番組で世界のしあわせの形が変化してきているという内容のものをやっていました。
「世界のリーダーは宇宙で国際会議をすればいいのに。いかに地球がちっぽけな星なのかがわかって、戦争なんてするべきではないということがわかるはずだわ。」
と言っていたのは、中国の一般の女性でした。
本当にその通りだと思いました。
今日の内容は、賛否あるだろうと思います。
どちら側の人間かではなく、フラットに物事を捉えてみたいと思い書いています。
テレビでやっていた「幸せの形」という番組ですが、とても考えさせられるものでした。
今、世界的にトランスジェンダーが認められて、それに対しての偏見も持たないようになってきている。
その一方で、
「神が作ったのは男と女という2つの性だけだ。」
という人たちもいます。
いろいろな考えがあっていいと思いますが、怖いのは過激化していることです。
何かあれば暴力でそれを否定するような映像を見ると、同じ「人」なのになぜそういうことをしてしまうのだろう?と考えてしまいます。
人は、もっと他の人のことを寛容に考えられるはずなのに、どこか自分の考え方と違っていると敵視してしまうというのは怖いことです。
寅さんで有名な山田洋次監督が言っていたのは
家族をする
という言葉でした。
「家族をする」という言い方は、世の中にはないですよね。
子供たちはある一定の時期は親を必要とし、親は子を育てるということを目的にいろいろな努力をしています。
ただ、それがある年齢を過ぎてからは、サポートが必要ないという自律のタイミング期があります。
自立した子供をいつまでも「子供だ」と言っていたら、それはまた”足かせ”になってしまうことがあるかもしれません。
寅さんは、妹と異母兄弟でひとつ屋根の下に暮らしているけれど、みんな血がつながっているわけではなかったんですね。
家族でいるための努力というのが必要なのだと言っていました。
反面では、家族をやめるということもありますね。
この話はとても難しく、正解がないものなので、自分がどうのこうのと言うようなことではありませんが、何かこうギスギスしているのを見聞きすると、なぜそんなに・・・と思ってしまいます。
仕事をしていてもそうですが、他の人のやっていることに対して攻撃したりであるとか、蹴落とすようなことをする人を見ると、もっと違う考え方を持ったら、もっと良くなるのに・・・と思わざるをえません。
仕事の中では家族ではありませんが、違う言い方をすればひとつのチームですし、ファミリーという言い方もあります。
綺麗事かもしれませんが、綺麗事でいい、ですよね。
それを実現できる社会がもっとお互いのことを思いやる社会になっていけば、もっと生活でも仕事でも過ごしやすく、その地域は住みやすく、他人のことを考えられる。そう変化していくような気がします。
答えがありそうで、ない話ですし、いろいろな考え方があります。
でも、相手のことを思いやり、言葉を丁寧に使っていけばメンタルにやさしい社会になるように思います。
さあ、今日もいい1日にしよう!