今日も絶好調!

「その常識はどこの常識?」

先日、街に出てお昼を食べていた時に聞こえてきました。

「その常識はどこの常識?」

この言葉は以前、自分もここへ書いた記憶があります。
いま、この常識という言葉の範囲は大きく変化していると思います。
例えば、50年くらい前に「これが常識だよね?」といえば割と皆が「そうだね」と賛同したようにと思います。
選択肢も考え方も狭かったからかもしれないですね。
でも、いまの時代はいろいろなことが多様化していて、育った環境も様々です。
そうすると、この「常識」という言葉はかなり難しい時代なのかもしれません。
会社にいても、若手の考え方と自分の世代では違うんですよね。

正月のことです。
親と会話していてびっくりしたのですが、

「あの車、諏訪ナンバーなのに、わざわざ松本でお昼食べなくてもいいのにねえ。」

え・・・?
いえいえ、ここでお昼食べて買い物に出かけるかもしれないし、松本に美味しいお店があってそこへきているのかもしれない。
いろんなことが考えられますよね。
思い込みというか視野が狭くなっているというかびっくりしました。
先ほどの常識の話もそうですが、視野が狭くなっているとか思い込みとか自分の頭の中を時々解放しないとなんだか大切なことを見失いそうな気がしました。

東京へ行くと思うのですが、30年前に行ったときに比べると路線も増えているのか人が減ったと感じます。
ただ、それでも人の数は田舎とは比べ物になりません。
そうすると、田舎では成り立たないけど東京なら成り立つということがあるんです。
テレビでやっていたのですが、秋葉原には牛乳の飲み比べができる店があるのだそうです。
駅の売店のようでした。
全国の牛乳をそこへ行けば飲めるんです。
さらに、好きな牛乳を毎年投票してもらっているんだそうです。
店主の方は、

「同じ”牛乳”ですが、どれも味が違うんです。」

と言っていました。
このお店、東京へ行く機会があればぜひ行っていたいと思いました。
話は戻りますが、このお店は秋葉原だから成り立つんです。
相当売れるそうですからね。
同じ店を長野でやっても採算が取れません。
思いや志だけでは成り立たないこともありますからね。

人の数が多ければそれだけ考え方の違いがある、ということですよね。
そうなると広い視野を持っていないといろいろな判断も間違いかねません。
自分の思考の枠を狭めることのないように気を付けながら、でも自分の思考には気を配り、決して軸だけはブレないようにしたいとあらためて思いました。
東京くらい人がいると発信の仕方次第で何でもできちゃいそうな気がしますけどね。
まあ、何をやるか、ですが。
八重洲におにぎりだけを売っているお店があります。
これがよく売れていました。
あれだけ売れたら、それを極めてさえいれば食っていけますよね。

さあ、今日もいい1日にしよう!

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