今日も絶好調!

”どうでもいいことかどうか”で判断する

毎日は選択の連続ですよね。
起きてから今までにどれだけ選択してきましたか?
朝なら、カーテンを開けてからトイレに行くか、先にトイレに行くか。
あ、日常の中のことですから無意識にやっていると思います。
日中なら今この仕事をしたほうがいいか、あとに回すか。
この判断なら、優先度を決めればいいですよね。
緊急度と重要度で決めています。
急ぐ必要があって重要なら何よりも最優先でやるべきですよね。
でも、緊急性は高いけど、「重要か?」といえばそうでもないなら、優先度は下がります。

こういう重みづけによって自分がテンパってしまうことも防げます。
昔は来た依頼の順にこなしていたり、お客様からの問い合わせを最優先にしてしまったりして、”本当に重要な”目の前にあることが後回しになって結果として痛い目に遭った、ということがありました。
中には目上の人からの依頼が優先になる、ということもありましたね。

ひとつのものの考え方として、

”どうでもいいことかどうか”

という軸もあるように思います。
どういうことかというと、いろいろなやること、タスクを並べてみてそのなかに実は”どうでもいいこと”が紛れていることがあります。
これを何かの理由で優先度を上げてしまうと、面倒なことになるかもしれません。
過去にあったのは、すぐにできるからという理由で対応したところ、

「これもすぐに頼む」

といわれて、本当に重要なことが遅れた、ということがありました。
これでは本末転倒です。
さらに”こなす”ことが優先になり、毎晩遅くまで会社にいた、ということもありましたね。
以前いた先輩は口癖のように

「何のためのものか、誰のためのものか、で判断している」

といっていました。
だから、依頼元からガンガン電話がかかってきたことがありましたが、全く動じずに一言。

「社内だろ?ほっとけ。」

報告のための報告を嫌う人でしたから、よほどのことでもない限りは即やる、ということはなかったんです。
でもあるとき、お客様からシステムが動かなくて困っているという電話があったときは、ひとしきり状況を聞いてから、

「お前これやっとけ、俺は出かける」

といって出ていきました。
これには言葉がなかったのですが、あとで聞いたら納得の内容でした。

「請求書が出なければ、そのお客様の経営にかかわるから行った。あのお客様の仕組みは少しややこしいから俺が行ったんだ。」

納得です。
他の人に依頼することもできるんですが緊急度が高かった。
こういう軸を持って判断することって大切ですよね。
その代わり「どうでもいいから~」といったときには何も手をつけなかったので、社内の評判、特に本部からのウケは悪かった。
そんなことを気にする人ではなかったですから、人望は厚かったです。

どうでもいいことかどうか。

これはいろんなことに使えるキーワードです。
ここでは書きませんが、結構いろんな場面で頭に浮かべています。

緊急度が高いと思うモノでも、まずは一息ついて

さてと、・・・これってどうでもよくない?

と思ったら優先度は低くなりますね。
さあ、今日もいい1日にしよう!

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