土曜日に飯山へ行った時に見たのが、こちら。
昨年も見たんですが、わらで作られていて高さは3メートルほどでしょうか。
人が入れるように入り口があるんですが、これが果たして何なのかわかりませんでした。
気になったので写真を撮ってGoogleで調べてみました。
するとどうやら「どうろくじん」というものらしく、どんど焼きの時に燃やすもののようです。
これに似たものを全国各地で作る風習があるようですね。
例年だと稲刈りが終わった後に、わらを集めて作っているという事のようですが、今年のように暖かいと作るのも寒くない分、楽だったかもしれませんね。
暖かいので、つい今が何月だったのか忘れてしまいそうになりますが、こういった行事のものはその時期にきちんと作られますよね。
この時期の気温とか何があったか調べてみました。
すると出てきたのは、ここから30分のところにある飯縄山で積雪があった写真が出てきました。
7年前。
その時の日中の気温は5℃。
・・・寒いですよね。
そして、今日はというと最高気温が20℃でした。
あったかいですよね~。
ん〜、どう考えても異常気象です。
11月に入ってから台風が4つ出来ていました。
それも次から次へとできてきたというのが、まるで9月のようでした。
この時期にこれほど台風ができるということ自体が普通ではないですね。
CO2を抑えるために取るべき行動は、植物や木々を増やすことだと思います。
木々が、CO2を吸って酸素を剥ぎ出してくれれば、生態系は元に戻っていくでしょう。
恐ろしく年月はかかりますが。
このままいくと2100年には長野県ではりんごが取れなくなり、代わりにみかんの産地になるそうです。
これは年間の平均気温が今の佐賀県と同じになるということらしいです。
(最近書きましたよね)
年々気温は上がっていますし、諏訪湖は凍らなくなっていますし、そもそも子供たちが真夏に外で遊べなくなっているという事自体が問題です。
今ならまだギリギリ間に合うかもしれません。
もう一つ問題に思うこと。
最近環境問題がクローズアップされて、そのうちの1つにプラスチックの問題が大きく出ています。
プラスチックもビニールも元の原料は石油ですね。
1週間でクレジットカード1枚分のプラスチックが体内に入っているという話があります。
もちろん、食べるはずはないので、大気中に舞っている空気中に混ざっているという話です。
そして、プラスチックは自由に変形させられることから、とても便利なものとして、生活になくてはならないものとして存在しています。
ただ、これは再生するという取り組みはあるものの、全体から見れば本当にわずかな量にすぎません。
ビニール問題もそうですが、社会全体で今問題になっていることについては、もう少し目を向けたほうが良いように思います。
以前、新海調査船が何千メートルも潜った海底でビニール袋が浮遊しているのを見つけたという報道がありました。
これはショックでした・・・。
何が問題かというと、底にあるという事は、もっと中間の層にはたくさんのビニールが浮いているということが想像できるからです。
そして、それは回収できないんです。
劣化すればマイクロプラスチックのようなものになる・・・。
自分たちが生きているうちには、特に大きな問題にはならないかもしれませんが、あと100年後とか200年後には取り返しがつかないことになっていそうで怖いです。
実際にウミガメがクラゲと間違えて食べてしまい死んでしまったり、クジラも死骸をさばいたらプラごみがお腹から大量に出てきたり。
水を大量に取り込んでその中からエサを摂取していますから、当然そうなりますよね。
もし自分がうまれ変わったときに、そのことに直面していたらということをもう少し考えたほうがいいかもしれません。
SDGsについてはいろいろな見方があって、いろいろなことを言う人がいますが、それ自体が良いとか悪いとかではなく今起きていること、この夏の異常な暑さ、そして今、雪が降るどころかこの気温。
このおかしなことに目を向けたほうがいいと思います。
いろんな意見もあるでしょうけれど、それはそれとして、今起きていることがおかしいと思うんです。
もちろん、何もしないという選択もあると思います。
でも、おかしいなと思ったら、小さな事でもやってみるというのが良いように思います。
子供や孫やさらにその先の世代のことを考えたら、・・・まずいですよねえ。
さあ、今日もいい1日にしよう!