毎日いろいろなことが起きるものです。
先日は、会社の不満を言って腐っている若者のことを聞きました。
「自分はこんなに頑張っているのに認めてもらえない。どうすれば認めてもらえるのか!!」
これを聞いてどう感じますか?
自分が思うのは、誰に認められたいのか、です。
どんな企業にも上下関係があり、その関係の中で仕事をしていると思います。
でも・・・。
小売業であれば、だれに認められるのがいいでしょうか。
上司でしょうか?
お客様ではないでしょうか。
お客様に認められなければ、対価としての利益をいただけません。
給料はどこからいただくのでしょうか。
会社でしょうか。
会社は、お客様から提供した商品やサービスの対価として利益をいただきそれを分配している。
つまり、
給料はお客様からいただいていると言えるわけです。
となると・・・。
誰に評価されるべきでしょうか。
私はお客様に評価いただくことだと考えています。
お客様に認めていただければ、対価としての利益はいただけます。
逆ならいただけませんよね。
そのことがわかっていないと役職だけ欲しがったり、給料が少ないとか不平不満を言うと思います。
不満を言うくらいなら、お客様に対してもっと認めていただけるような仕事をすればいい。
昇給や昇格の話がちょうど昨日出ました。
「今どれくらいもらっているんですか?それって教えてもらえるんですか?」
もちろんNoですが、
「なんでそんなことに興味があるの?」
と聞いたところ、その年齢、役職でいくらくらいもらえるのかわかればそれがモチベーションになるから、ということでした。
そんなことがモチベーションになるとは思えませんが、割と何人もがそういうことを言っていたので関心があるのでしょうね。
おもしろいものです。
自分が仕事をする上での基本として考えるのは、まず会社の代表としてお客様に会いに行くわけです。
そのために必要なこと、スキルを身に着けていないと恥をかく。
だから自分を磨く必要があるということ。
その時点で誰かからの評価なんてありえない。
自分がお客様に評価されたときに会社の中での評価も上がるというものです。
そして対価としての給料が上がったり、役職がついてくるものですよね。
実力が伴わないのに役職をもらったら、それこそ不幸です。
当然組織である以上、上位職にいろいろなジャッジを求められます。
そのことがわかっていたら、自分がその器かどうか考えてそれでもやりたければ進言すればいいと思います。
ジャッジを求められたときには、絶対に逃げてはいけないんです。
自分の後ろにはいないから。
いると思って仕事をしていたら大きな間違いが起きます。
組織の中にいるなら、その中でどうやって自分を活かすのか、お客様にどうやって認めていただくのか、これを真剣に考え続けなければ楽しくありません。
そして、自分が可哀そうですね。
真剣勝負で毎日を生きる。
その方が笑っていられると思います。
さあ、今日もいい1日にしよう!