一昨日の村上・笹川流れ国際トライアスロン大会後記の続きです。
トライアスロンバイクでいざ乗り出せば、アドレナリンが出ていることがわかりました。
最初の20mほどを一気に上れば、そこから加速して巡行モードへ。
メーターを見ながら、自分のコンディションを確認します。
「いけるかも!」
そんなことを思いながらギヤを上げて行きました。
直線から最初の右コーナーを曲がれば下り基調で民家の間を抜ける道。
ここは毎年応援の方々が大勢いてうれしいんです。
軽く手を上げながら、お礼をして通ります。
そこから小学校前の鋭角コーナー。
ギューっと減速して曲がったら、一気に加速します。
そこから2㎞くらいは上りの区間。
ここは往路も復路も脚を使いたくない。
と言いつつ、頑張ってしまいました。
そこから下れば海岸線へ出て、35㎞/h以上のキープを意識しながらひたすら前を追います。
巡行しているときのあのバイクは快適そのもので、安定していて不安は何もありません。
向かい風を感じながら、応援の人たちに手を上げながら速度は落とさずに。
本当にありがたいんです。元気が出るんですよね。
桑名川駅の手前でUターンして折り返し。
以前ここで鋭く加速したお姉さんにちぎられたことがありまして、そこだけは気を付けて一気に加速して巡行。
そういえば今回、緑色のお姉さんがいたんですが、どんどん置いていかれて結局いなくなりました。
速い人は本当に速いですからね。
こちらが38㎞/hで走っている横を何ごともなげにスパッと抜いていかれます。
ちょっと次元が違うので追いかけもしないんですけどね。
さて、後半の20㎞/hも楽しまなきゃと思っていたら、なんだか尻がいたい。
おいおいそりゃないよ、と思いながら体重のかけ方を調節してしのぎました。
だいたい普段の練習で40㎞を全力で走る練習をしていないので、疲労が出るんですよね。
これもいい経験だと思い、速度は落とさず懸命にゴールを目指しました。
速い集団に抜かれながら、そこに喰らいついて加速。
往路で下りだった民家の通りを上り、左コーナーを曲がれば、最終ストレート。
垂れる自分に鞭を入れて、最後まで緩まないようにして追い込み。
トランジションエリアに戻って、ラックにバイクをかけたらリレーゾーンへダッシュ。
そこには春先に「トライアスロンを見てみたい」と言った一言からリレーでの参加をしてくれたHさんがいます。
アンクルバンドをリレーして、送り出し。
あとは任せます。
とてもうれしく送り出せました。
手元のタイムを見れば、1時間11分。
上出来だと思いました。
今度は靴をランシューズに履き替え、キャップをかぶってシャトルバスへダッシュ。
バスでゴール地点へ向かいます。
ゴール地点には続々とゴールしてくる選手がいました。
このあたりの選手は速いですよねえ。
とてもそんなタイムでは走れません。
さて、Hさんを探しに走ります。
すると向こうから走ってきて、会えました。
余裕の笑みを見せながら走る姿を見て、このリレーでの参加ができたことに感謝しました。
なかなか笑顔では走れないですからね。
普段から10㎞/h走っていることもあって、見ていて安心でした。
他の仲間の力走も見ながら・・・こっちは皆辛そうです💦
他の仲間は3種目やっているのでランに入るころにはかなり疲れていますから。
Hさんを追いながら応援していたんですが、それなりのペースで走っているのでゴールへ移動しないとまずいと思ったのはよかったのですが、それに気づくのが遅かった。
大急ぎで移動したものの、ゴール手前でタッチしてエンド。
本当はゴールで待ち受けたかったんですが。
でも、爽快に走ってトータルタイムもよく、大満足で終えることができました。
トライアスロンは、もちろん一人で出るのもいいのですが、リレーという参加をするとこれもまた違った楽しみができるんですよね。
よい大会でした!
終わったら、そこにはカレーにうどんに村上牛の串焼きに、お茶やジュースは飲み放題。
あの村上トライアスロンが帰ってきました。
昨年まではコロナの影響もあってこのにぎやかさがなかった。
今年はそれがあって、ホッとしました。
いろいろ食べられるからではなく、その雰囲気、にぎやかさ、そしてたくさんの笑顔。
これが村上だよなあ、と。
運営されている皆さんは本当に大変だと思うんです。
ありがとうございます。
でも、そのおかげでこれだけ大勢の人が笑顔になっている。
これって素晴らしいと思いました。
これで今年のトライアスロンの大会は終わりです。
来年もまた来たい大会です。
名残惜しいんですが、魚を鮮魚センターで買って帰ってきました。
さあ、また一日が始まる。
今日もいい1日にしよう!