今日も絶好調!

笑顔の力。

「苦しいときこそ無理やりにでも笑顔を作れ!」

と言われたことがあります。
笑顔を作ると怒ることができなくなります。
どんなにイヤなことがあっても、笑顔を作ることで脳の負担を減らすことができます。
錯覚するのだそうです。

昨日書きましたが、笑顔は連鎖すると思っています。
自分は毎朝、パンを食べるのですが例えばこのパン。
ふだんは食パンですが、時々美味しいパンを買ってきて食べるんです。
そのお店は、レジにいる皆さんの笑顔がとても印象的です。
手が空くとすぐに店内に出てきて、パンが足りているか、きれいに並んでいるか、パパっと直していきます。
その手際の良さに、いつも見入ってしまいます。
あの人たちのトングは、どうしてあんなに器用に動くんでしょうかね(笑)

さて、そのお店でパンを買う時にいつも思うんです。
「このマスク越しの笑顔(声も笑顔です)で接客されるのはうれしいよなあ」と。
こちらも笑顔で自然に
「ありがとうございます」
と返しますからね。

このパンを食べるときに考えるんです。
ていねいに作られたこのパンは、どんな人が作っているんだろう、と。
笑顔で作っているのかな?それとも真剣に作っているのかな?と。

買うときはホールにいる方の笑顔でパンを受け取り、食べるときはつくった人のことを想像して食べています。
ホールの皆さんが笑顔ですから、あれで裏方が機嫌が悪いとか手抜きをしているとかはあってほしくないです。
さらに言えば、パンは生き物だと思っているので、日によって大きさが変わることもあると思います。
それを、ホールへリレーするときに笑顔で一言付け加えているかどうか。

「少し小さめにできちゃったから、頭に入れといてね」

そういう一言が飛び交っていてほしいですよね。
そういう連鎖があって、自分を含めてお客のところに届いているから笑顔で食べられると思っています。
逆を言えば、作り手は食べる人の笑顔を想像しながら、最高の笑顔で作っていてほしい、・・・わがままでしょうかね。
笑顔の連鎖が起きたら、普通のパンでも美味しく味変すると思うんです。
だから、あのお店はいつ行ってもお客様がたくさんいるんだろうな、って思っています。

どんなお店でも、人が集まれば必ず問題はあるはずです。
その問題が出たときに、真剣に議論して主語がお客様になっているか。
何でもお客様である必要はないのですが、品質のことに関しては妥協せず、お客様の笑顔を思い浮かべていてほしいなあとそのお店のファンとして思うんです。
安いものではないんです。
そのパンに詰まっている思いがあってほしいなあという・・・あ、わがままですね。

さあ、今日もいい1日にしよう!

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