日曜日にあったMt.富士トライアスロン。
いろいろスポーツ、イベントはありますが、３種目一度にやるのはこの競技だけですよね。
それゆえ、いろんなことが起きます。
あれを忘れた、あれをつけてこなかった、というのもありますが
当日ウェットスーツを着てみたら、爪を立ててしまって切れてしまったとか、それよりもきついのは泳いでいて水を大量に飲んだとかパニックになったとかバイクでパンクした、接触して転んだ、ランで足がつって走れなくなった、などなど。
種目が変わるので、違う筋肉が動く時におかしなことが起きたりします。
バイクでは、右から追い抜くのが決まりですが、右をフラフラ走っている人がいたり、またその人を左から抜いていく人がいたりします。
自分は声をかけて右から行くことを知らせています。
「右、行くよ～！」
自分のためでもありますが、相手の人に後ろから抜こうとしていることを知ってもらうためなんですよね。
疲れている方には声をかけないとフラフラッと寄ってきてこちらが危ない目に遭うこともありますから。
”声がけ”は大切です。
３つの種目を万全に行うにはそれぞれの練習も大切なのですが、３つを通しで練習しておくことも大切ですよね。
長いレースになればなおさら。
自分のカラダが疲れているときにどう動くのか動けるのかは通しでやらないとわからないんです。
長いレースなら２つだけでも通しで練習することが大切です。
自分の限界が来るのか来ないのか、疲れて集中が切れるとどうなるのか、暑いときに脱水になってくると体の反応はどうなるのか、などなど。
自分の場合、脱水になってきたり、熱中症になってくると、頭が痛くなってきて、軽くイライラしてきます。
些細なことでイライラしてきたら、水分が足りない。
塩タブレットと水分を補給しないと脚が止まります。
そうなる前に少しずつ飲んで吸収させます。
とかく、
喉が渇いているからといって一気に飲みがちなのですが、これは胃に水分がたまるだけで吸収されません。
そのうち水を飲んでいるのに脱水症状が出てくるんです。
あくまでも自分の場合は、です。
水を飲んでいるのに吸収されて行かないのはこれもつらいんですよね。
だから一気には飲まない。
すこしずつ小分けにして。
かけ水のほうに意識をやって、飲む３、かける７くらいの意識をしています。
日曜日もずぶぬれになるほど水をかぶりました。
唯一かけていないのは靴だけ。
靴が濡れると、足にマメができるんです。
これは一気に走れなくなりますから。
こういうことを知っているのといないのとでは対策の仕方が変わるので、練習の時にいろいろ試してみる必要がありますよね。
そういえば、全く違う話です。
日曜日のトライアスロンでＴＯ（平たく言えば審判員）にかけられた言葉にグッと来た話があるんです。
「ここからあと１㎞。ここまでいろんなことを乗り越えてきたよ～！よくがんばった！！」
これにはおもわずグッときました。
スイム、バイク、・・・のことではなくて、今までのいろんなことが浮かんでしまったんです。
トライアスロンは３種目ですが、人生は何種目もこなしてきていますよね。
つらいことや泣きたくなることもあります。
投げ出したくなることだってあります。
でも、それを何とか乗り越えてきて今がある。
納得していようがいまいが、今こうしてここにいる。
そんなことを考えてしまったんです。
危うく脚がもつれて転びそうになりました・・・。
そんなことを感じさせてくれるトライアスロンという競技は、お金に代えられないものを教えてくれるんです。
だから、やめられないんですよね。
少しはこれでまた強くなったかなあ。
さあ、今日もいい１日にしよう！
続き・・・。
月曜日は仕事でした。普通に仕事をして、さらに上司と飲みに行きました。
大笑いして、いろんな話をしました。
※きついことを日ごろしていると、筋肉痛はないんです・・・火曜日に来たりして。
これもまた人生、いろんなことがありますよね。
一度きりの人生だし、せっかくもらったこのカラダは使い倒すと決めたので精一杯いろんなことをやっていきます。
そして火曜日。
またいつも通り、仕事に向かいます。
一生分の一日を、かけがえのない今日を精一杯生きたいと思います。