9日金曜日は夏季休暇の前日。
この日の夜、大宴会がありました。
長野事業所内に参加希望者を募るメールが流れたのは先月末。
参加者は総勢45名。
よくこの人数の予約が取れたものだと思いました。
それとこの規模の宴会はいつぶりでしょうか。
コロナ前、といいたいところですがそれもずいぶん前の話で、ここ10年くらいは暑気払いといっても数人で行くのが普通になっていましたね。
懐かしい宴会テーブルで、「ざ・昭和」というお店でした。
昔からあるところですからねえ。
「暑い!」というのは良くないですねえ・・・。
ついつい飲みすぎてしまい、2軒目にいったころにはもう眠くなっていました。
「こんな宴会いつぶりだろう」
と口々に言いながら皆が大笑いしている姿は、「宴会に行きたくない」という風潮があったことを忘れるような光景でした。
最近ネットニュースで、「若者が宴会をしたい」、「大勢で旅行に行きたい」とアンケートに回答しているという記事を見たのを思い出しました。
そんなことあるのかなあ・・・と思っていましたが、今回の参加者は若手ばかり。
それも一切強制したりしていないということで、この報道が本当だったとわかりました。
最年少は19歳。
もちろんお酒は飲ませるわけにいかないので、コーラをガンガン飲んでいました。
それでも酔っ払いのおじさんたちの相手をしてくれていたのでありがたかったですね。
23歳の若手は、
「めっちゃ楽しいっす!」
と言っていて、それがとても新鮮で。
自分の感覚からすれば、確かに自分が彼らの年代のころは引きずられるように飲み屋へ連れていかれ説教をされ、挙句に殴られたりというのが日常でしたから、それに比べたら楽しいですよね。
もちろん、自分が経験した”飲み会”はとてもタメになる話をたくさん教えていただいたので、不覚にも寝てしまったときには散々怒られましたが、そのときしか聞けない話を聞き逃したのはたしかに失敗でした💦
いまは、
「こういう時はこんな風にしてきたよ」
「こうしてみたらどうなるだろうか?」
と静かに話すことが多かったです。
若手のほうが社交辞令がうまいのかもしれませんが、
「あざっす、今度その話の続きを聞かせてください。また相談してもいいっすか?」
と言われたら、悪い気はしないですよね。(笑)
自分は年下から”いじられるキャラ”なので、全然気になりません。
本当に相談してくれば経験からいえる話はできます。
ただ、経験で昔話はしません。
自分ならこういう話をするよ、とかこういうのはどう?というようなヒントになる話です。
押しつけは絶対にしないというのがポリシーです。
昔話は聞いていてつまらないですからね。
自分が話す大前提は
「あなたと私の違いってあるの?」
です。
これは一貫してずっと自分のベースです。
※以前にも書いていますね。
違うのは年齢だけで、「同じ人である」という点では何も違いはありません。
だから新人でもベテランでも同じ”人”として話をします。
唯一上からものを言うときは危ないことを止めるときだけ。
同じ人ですから、相手の考えをしっかり聞かなければ失礼です。
「ああ、だからだめなんだよ!」
といわれてとても嫌な思いをしたことが何度もあります。
そういう言い方ではなくて、
「なるほどね、そういう考えもあるよね。こういうのはどう?」
といえば相手も聞いてくれます。
そもそも自分の考えが正しいかどうかもわからないのですから。
相手の話を聞くことで学ばせてもらうことも多いんです。
自分以外すべて師である
という言葉がありますが、これを忘れないようにしようとずっと思っています。
まだまだひよっこですし、迷うこともあればめげることもあるんですから。
偉そうにする?
ありえないです。
さあ、今日もいい1日にしよう!