以前仕事中に聞いていたラジオで、番組中にメールの投稿を読むコーナーがありました。
その中でアシスタントの女性が
「ありがと!」
と合いの手をいれている番組がありました。
この「ありがと!」が今まで聞いたことのないような言い方で、新鮮で、初めて聞いたときから癒されていました。
言うほうは普通に言っているのかもしれないのですが、自分にはスーッと入ってくる感覚がとてもうれしかったんです。
自分は投稿をしたことがなかったのですが、聴いているだけで楽しかった、そんな記憶です。
その時に感じたのは、「ありがとう」という言葉の力でした。
「ありがとう」と言われるとイヤな気持ちはしないですよね?
どんな些細なことでも、何かしてもらってうれしかったなら感謝を伝えるべきだと思います。
うわべだけではなく、心から感謝の気持ちを乗せてです。
そうすることで必ず気持ちは通じる。
思いは通じますよね。
こういうことにあらためて気づいたのは、けっこう仕事で沈んでいた時に言われた言葉の温かさ、でした。
何気ない一言に何度も救われました。
反対に、救われたということをずいぶん経ってから言われたこともあります。
こちらは言ったことすら忘れています。
でも言われたほうは忘れないんですよね。
これもまた結構あるとおもいます。
要は気持ちを乗せて伝えたことは、いつかまわりまわって自分のところに返ってくる、そんな気がします。
何もしなくていいんですが、心を寄せることぐらいはできると思います。
そういう気持ちが大切に思いますね。
人は一人では生きていけません。
でも、もたれあっても生きていかれません。
自分の脚で立って、自分の意志で歩いていくことが大切です。
その時に支えることができるように、自分も自立していることが何よりも大切だと感じます。
「ありがと!」
この言葉の力は10年経った今でも忘れません。
さあ、今日もいい1日にしよう!