先日も書きましたが、10年後はどうなっているだろうか。
”今いる会社”の人として自分がイメージするのは、
今主力にしている製品はもう世の中に行き渡っているから右肩上がりでは増えない。でも必要だから横ばいか少し右肩下がりで売れていく。ただ、安くしても売れない商品群です。(企業活動には必ず必要な製品です)
でも、全く悲観していないんです。他社の動向を見ているとたぶん生き残る。
※生き残るという言葉自体が後ろ向きな響きですね・・・。
ただし、生き残るためのことをすれば・・・、という条件付きです。
人という財産はカンタンに減るけれど、カンタンには増えない。
人をどう活かすかの戦略次第です。
例えば、これ(今この瞬間)からの世の中はどんどんWebで、ものを効率よく購入できるし、必要な情報もプルだけではなく「こんな商品もありますよ」というプッシュの情報も来る。
想像していた以上の情報をWebから得られるようになってきていますよね。
では、これをどう生かしてビジネスモデルにするか。
自分の考える瞬間的(※)なモデルは、Web上で必要な構成を組んで必要なときに連絡すると、営業が詳細の説明をリモートで行う。
もちろん契約は電子で行うから、お客様に「ハンコください」なんてことはない。時間指定で納品されて、必要なときに必要なサービスを受けられる。
労働人口が減るから、時間の価値は今よりももっと高まります。
一時たりともムダにしてはいけない、と思います。
上で瞬間的と書いたのは、これは”今”の発展形でしかないからです。
もっとお客様の考えていることを引き出して提案につなげて、もっと便利に使えるようにする。そのメニューや仕組みをどんどん考えていくこと。
これがこれからの差別化モデルでしょう。
アイデア次第でこれからの働き方はどんどん便利になり、低コスト化できる。
このとき、今までのような販売経路に縛られていると遅れを取り、完全においていかれる。その点については、他社のほうが反応が早いと感じています。
さあ、ここから先のビジネスをどう展開していくのか。
様々な企業の中にはすでに取り組んでいらっしゃるところも多い。
そういうスタートアップ企業はフットワークが軽く速いから、大企業がもたもたしているうちに今の時代はあっという間に支持され、台頭していくのだと思います。
今一番生きのいい若い世代からいろいろな意見を取り入れること。
意見を持っている若者から素直に話を聞ける会社が伸びる、これは間違いないと思います。
私が脅威に思っていること。
それは、
Youtubeで様々な情報を収集し、取り入れ、思考・試行しながらアイデアを貯めている若者が、もうそろそろいろいろな形でどんどん出てくるだろう。
そのときにこのおじさんはついていけるかな?ということ。
アンテナを張っているという言葉は今はなかなか難しくて、少しの必要な情報しか入ってこない。
Googleアラートで毎日拾っている情報だけでは足りないんです。
それでも、なんとなく道が見えているので、そういう点では楽しみしかありません。ワクワクしますね。
やっぱり未来は明るい。
さあ、明日もきっといい1日になる!