青い空、緑の畑、春のような空。
先日の出張で新幹線から見た埼玉の景色です。
この日は、あさ雪の降る中を出かけ、積雪のある車窓を眺めながら、いくつものトンネルを抜け、突然全く雪のない景色になり・・・。
この景色はきれいでした。
空は春の空ですし、外に出たら、青い匂いがしそうな景色。
長野で見るにはあと1ヶ月半くらい先でしょうか。
まあ、それでも春の近いことを感じさせていただきました。
春が近いといえば、いろいろな花々や木々が芽吹く季節ですね。
こんな景色を観たから、以前の春をみたくなりました。
一番最初に春を感じるのがサイクリングロード脇に咲く菜の花。
これには圧巻です。
本当に暖かくなるのを待っていたかのように一斉に咲きます。
その周りもどんどん緑が濃くなっていって、虫たちもどんどん増えてきます。
その次には何といってもサクラですね。
ここのサクラは土手下から道にむかって一斉に枝を伸ばすように咲いています。
サクラは葉がつく前に花が咲くので毎年きれいだなあと思いますよね。
ただ、花が長くもたないのでそのはかなさにはどこかさみしさも感じてしまいますが。
「見て見て」
と言わんばかりの自己主張が見事です。
冬場の寒い時期にはじっと耐えていて咲く時期を待ち、暖かくなったら一気に咲く。
その様は見事ですね。
そのはかなさも含めて人の心を動かしますね。
こちらはまた、ピンク色の強い種類です。
見上げると花がこちらを見ているような感じですよね。
下を向いて咲いているので鮮やかさが違います。
そして北にも春が来るので、飯山の菜の花公園は毎年欠かせないルートです。
菜の花の向こうに見える千曲川は、いつも静かに流れています。
ずっと奥に続いているのは中野市方面ですね。
この頃になると畑が少しずつ手入れされて、何を植えているのか、きれいなうねができています。
そういう移り変わりを見るのも季節を感じますね。
そして、この頃に見ることのできる夕暮れの景色です。
鹿島槍ヶ岳ですが、いつも凛としている双耳峰を見ることができます。
山肌にはまだまだ雪が残っていますが、日に日に減っていくように感じるのも春ならではなんです。
こんな夕焼けを見たら、”明日はもっといいことがある!”と思わずにはいられないですよね。
こんな春がもう少しでやってきます。
3月はその準備期間と言いますか助走期間のように思います。
「暑さ寒さも彼岸まで」と言いますが、そう考えると本当にあと少しですね。
景色で季節を感じることができる長野県。
信州の自然はいつ見ても美しくて見逃したらもったいない景色に毎日出会います。
そのことに感謝しつつ、来る春を待ちたいですね。
今年の春から夏にかけてのバイクライドはテーマを”暑熱順化”にしたいと考えています。
結局暑さを避けてばかりいると対応できないカラダになってしまうので、慣れることは必要です。
北にも東にもいく。
北の山ルートから東の平坦ルート。
そして、南の山越えルートまで。
これは昨年行った美ヶ原、一昨年行った松本ルートですね。
いただいた体は使いきることをテーマに今年も体力を使っていきたいです。
そんなことを考えていたら、またワクワクしてきました。
多くの皆さんにこの景色を観てほしいですね。
さあ、今日もいい1日にしよう!