先日、ラジオで高木菜々さんが、
「現役のころに練習でもレースでも滑った後に自転車を20分漕ぐのがルーティーンでした。これをやらないと次の日動けなくなるんです」
と話をされていました。
”次の日に動けなくなる”
よくわかります。
自分でさえ、バイクライドやランの後にゴルフボールで筋膜リリースしておかないと次の日筋肉痛でバキバキになって動けなくなります。
もちろん、強度も運動レベルも全く違いますから、自転車以外にもリカバリーはされていると思います。
大会の映像でよく自転車に乗って固定ローラーを回しているのはそのためだったんですね。
トップ選手の言葉にホッとしつつも、あらためてリカバリーの大切さを感じました。
筋膜リリース、痛いんですよね~。
でも、その効果は間違いないです。
接骨院でやってもらうときは、専用の器具で背中を1往復させるだけで
「ここが良くない」って言われます。
赤くなるそうですが、自分の場合は腰よりも肩甲骨回りと背骨の両脇です。
でも、痛いのは腰なんです。
そんな話をすると、
「人のカラダは1枚の布でつながっているようなものだから。」
といわれました。
そのために、どこかを強く引けば、どこかにしわがよる。
とてもわかりやすいですよね。
そう考えると、ハードに使った筋肉周りの筋膜は、筋肉にくっついて縮んでいると考えれば、はがさなければ痛みが出るとわかります。
ゴリゴリやる時、痛いですけどね(笑)
各地でマラソン大会が開催される時期になり、天気さえよければ一番走りやすいと思いながら、Webを見ています。
まあ、見てるんですけど・・・。
その大会のために、ずいぶん前から練習して、それぞれが目標を立てているんだなあ、と思うとやる気が出てきます。
何を目標にするかは人それぞれですが、それが達成できれば自信になるし、その自信はふだんの生活の中でふとした時に思い出すことで刺激にもなります。
自分はつらいとき、きついときに
「あの時に比べたら、全然きつくない」
と思うようにしています。
もちろん、トレーニング以外の私生活、仕事でも同じです。
”あの時に比べれば・・・”
です。
それぐらい自分の出せるものを出し切ることができるのって、なかなかないですからねえ。
頭が真っ白になって記憶が飛ぶ。
「もうやらない、こんなにきついことなんて・・・」
と思いますが、必ず翌年もエントリーしますね(笑)
そして、自分の場合は、”昨年の自分越え”が目標です。
誰かを目標にすると、その人がいないと見失います。
自分ならいなくならないですから。
ライバルは常に、昨年頑張っていた自分です。
自分に勝ち続けるために、弱い自分も認めながら、前を向いていくのが楽しいですよね。
さあ、今日もいい1日にしよう!