今日はランニングの話から。
自分の走っているフォームを見たことってありますか?
歩いている姿でもいいです。
なかなかいないですよね。
先日、仲間の方からフォームチェックしようといわれて、動画をいただきました。
一言でいうと・・・ガッカリします。
歩いていても、走っていても、
「え~!」
と。
まあ、事実ですから仕方ないですねえ。
歩くところからやり直しています。
さてさて、
この”客観的に見る”というワードですが、いろんなことに言えますよね。
仕事でも、食事でも、運動でも。
そして、素の自分、でも。
なかなか自分のことを客観的には見ることができません。
だから、企業で盛んにおこなわれているのが、360度フィードバックというものですよね。
上司、部下から自分のことを様々な質問で段階をつけて答えてもらう。
さらにコメントも入れていただくわけです。
この問いについては自分でも回答しますが、悲しいかな自分の回答のポイントが一番高かったりして。
・・・自分に甘いなと思います。
ただ、この自分を客観的に見ることは大切だと感じています。
先に上げた食事でいえば、どんなものをいつ食べているのかを可視化すれば、健康管理ができますよね。
食べたいものだけ食べていたら不健康になりがちです。
では、素の自分はどうでしょうか。
自分を客観的に見たとき、例えば何かトラブルに出くわしたときにどう反応して、対応するのか。
これは、実際に起きないとわからないですから、そのタイミングでもう一人の自分が客観的にみられるように意識しておく必要があります。
いつでもそういう意識をしていると、自分の思考のクセや行動のことを冷静にみられるようになります。
これって大事だと思うんです。
人のせいにしてしまいがちだったり、反対に自分で何でも抱えがちだったり、あるいは放り出してしまうとか。
いろんな考えが人によって、また場面によって違うんですよね。
何が正しいとか違うとかではなく、自分を引いてみる、俯瞰してみることで気づくことがあるので、それを直すのか伸ばすのか、考えることができるようになります。
自分の場合は、一番自分のことをわかっていないのが自分自身だと思っていまして、以前あった出来事でその時に反応した自分がイヤだったのでそれからどんなことを言うのか、考えるのかを引いてみているような癖がつきました。
すると、良くも悪くもすぐに反省できるようになります。
また、自分の思考のクセに気づいて変えようとすることもできるようになります。
世の中の人はみな違います。
この人の考え方が一番いいといっても、場面次第ではそこまで考えなくていい、ということもありますから。
こういう臨機応変さというのはいろいろ経験しないとできないですよね。
自分はそういうことがヘタなので、よく同僚からは
「わかりやすいよねえ」
といわれます。
でも、自分にとっては最高の誉め言葉だと思っています。
感情を素直に出しがちですが、怒りはできるだけ出さないようにしています。
怒っている自分に気づくと抑えられますから。
怒りたくなっている自分に気づいて、冷静になる。
これだけでも大きな変化ですよね。
さあ、今日もいい1日にしよう!