実はこのタイトルは、少し気が重いです。
先日、10年ぶりに眼科へ行きました。
なぜかというと「眼鏡が合わなくなったから。」
”正しく自分の目を診てもらって処方箋を出してもらい、データに基づいた眼鏡を作りたい”そう思って眼科で診てもらいました。
気楽でした。
これで自分にあったメガネができるという安心感がありました。
・・・しかし。
わかってはいたんですが、自分の目は両目とも”乱視+軽度の近視入り”です。
ただそれは右と左で向きが違う、縦乱視と横乱視。
これが結構進んでしまっていると言われました。
では、今かけている眼鏡はどういう眼鏡かという話になり、先生が
「なんで、こんな眼鏡を作ったんだろう」と目の前でうなっています。
・・・なんで、って何?
今のメガネは、メガネやさんで測ってもらって作りました。
その時、最初作ってもらったものは、かけているとクラクラして頭が痛くなったんです。
それで、度を替えてもらいました。
そうしたら頭が痛くなることはなくなり、普通の生活ができるようになりました。
「なんで?」と言われたのは、そのメガネです。
次に出てきた言葉は
「このメガネは”モノアイ”と言って、右目で遠くを見て、左で近くを見るようにしてあるんだよね。」
・・・んっ?
モノアイ?ザクか?(あっ、ガンダムですね)
知らなかったなあ、そんな風になっているとは。
でも思い返すと、その度を替えに行ったときも技師の人が困った顔をしながら「このレンズよりも、こうでああで」とブツブツいいながら替えてくれていたのを思い出しました。
自分からすれば「見えるようにしてよ」ということしかなかったので、なんか見え方に違和感があるなあと思いつつも慣れてしまったんですよね。
さらに「この眼は、左はあと15年したら捨てて、右目で見えるようにしないとダメだなあ」とさらっとショッキングなことを仰る。
ええええええ~、どういうこと???
乱視で右と左でこれだけ見え方が違うとどうやら視力の補正ができなくなるそうです。気持ち悪くて歩けなくなると言われました。
ということは、いろいろ支障をきたすことが現時点でわかっているということ。
自分の人生は75歳と決めていますが、それよりも10年早く目がやばいということ。
モノアイではバイクもランも厳しいですねえ。
さて困ったなあ、と思ったわけです。
そういえば先生が面白いことを言ってました。
「近視は25歳で止まるから、それ以上悪くなることはないんだよ」と。
知ってました?
眼球の大きさは変わらないが、頭蓋骨の大きさが子供から大人になるまでに変わる。このときに影響を受けるが、骨格が固まれば止まるのだそうです。
これまたショックなのは、老眼になっているそうで卵の白身のようにトゥルトゥルだったレンズがシリコンのようになってくるのが老眼だそうで、なってますと言われました。近くのものを見るために老眼鏡をかけることはないんですが、それは目の筋肉が頑張っているせいで「夕方から夜は目が疲れてよく見えないでしょ?」と言われて、納得。
「はい、目が痛くなります。夜は辛いです」と。
老眼じゃないと言い張っていたんだけどなあ。
そんな自分に処方してもらったメガネは、右目の近視を抜いたレンズ。
これは近くを見るためのレンズで、車を運転するときは今までのものをかけるという”使い分け”をする前提になりました。
歳を取るということはこういうことですね。
う~ん。
まさか仕事サボって遠くの杉の木を数えているわけにもいかないし。
そうすれば視力は良くなるそうです・・・。
目だけ20代に戻れるなんてこともないので、付き合うしか無いですね。
さあ、明日もきっといい1日になる!