「どうしても苦手なんだよなあ。」
「これはやってきたけど、どうもしっくりこないんだよね。」
いろいろありますよね。
苦手なものもあるし、苦手なこともある。
苦手な相手もいる。
苦手で、イヤで、それを避けても問題がなければいいのですが、実はその中に”つよみの種”が隠れているかもしれません。
だからといって積極的にやってみるということではなくて、気になることがないかなあとのぞいてみるということです。
苦手なものの中にはどうしてもイヤなことがありますが、そういうことを何とかしようとしたらメンタルにきてしまうこともあるのでそこまでする、ということではありません。
「ひとくくりにしていて見過ごした中に実はヒントがある。」
そんな感覚です。
自分は過去にそんな経験をしたことが何度かあります。
どうしても毎回気が進まない集まりがありました。
その日が近くなると何とも言えない気分になって、その時間が近くなるとイヤでイヤで仕方ない。
でも、毎回行ってみると大したことではなくて、むしろ毎回気づきがあったんです。
行く前の気分は何なんだろうと考えましたが、結局わからないままでした。
気づきがあった中には評価されたこともあって、その中のメンバーから、ある場を仕切ってほしいと言われました。
当時は若かったので一度は断りましたが、どうしてもと頼まれたので引き受けました。
淡々と場を仕切り進めていったところ、まあいろいろありましたが、場は荒れることもなく無事に終えることができたんですね。
その経験をしたときに、自分は何気ない発言をしていた時に自分を見ていた人がいたことに気づきました。とても感謝されたので、中身がよかったかどうかは別として、まとまったので良かったのかなと。
別の例では、苦手で気が進まなかったことに取り組んでみたら、実は得意だったことに気が付いた、ということがありました。
自分が苦手だと思うことが、他の人から見たら「得意だよね」というものがあります。
苦手だと思っていますから、積極的には取り組みたくありません。
でも、周りは評価してくれます。
こういうことはがんばって、前向きに取り組んでみるとなぜ評価してもらえるかわかるようになります。
変に苦手意識を持たずに無心で取り組んでみることがいいと思います。
さあ、今日もいい1日にしよう!