さあ、またあわただしい日々に戻っていきます。
その前に、昨日は昔よく上っていた山へ行きたくなり出陣!
何年ぶりだろう。
懐かしい。坂の途中にあるスタート地点を知らせる看板。
ここからゴールまで17.3㎞、上昇量は1200m。
きっと涼しいに違いない!
スタート地点はじりじりと焼けるような暑さでした。
ここから2㎞はこの看板にあるように平均勾配8.6%。
とにかくきつい。
これを上りきると、バーンッと視界が開けて栂池高原スキー場が目の前に見えます。
左にみえるのが鐘の鳴る丘ゲレンデ、そこから右手にずーっとゲレンデがひらけています。
目指すはあの頂の先、見えているところの先なんです。
ペンション街を抜けるといよいよ道幅が狭くなり、同時に勾配がきつくなります。
はじまりましたぁ、栂池自然園までの道のり!
勾配はそこそこきついんですが、乗鞍に比べればそうでもないですねえ。
でも頑張れば、頑張れるくらいの坂が実は一番きつい。
これを景色も楽しみながら上っていきます。
ここの大会に出ていたころは、脚も弱くてこんな景色を観るころには余裕がなくなっていました(笑)
ゴンドラがどんどん上っていくんです。
このゴンドラの下をくぐったり、また反対からくぐったりしながら上へ上へ、上がっていきます。
ごほうびは冬になるとハンノキゲレンデになるところからの景色。
草でよくわかりませんが、ここゲレンデなんです。
ここから下にいいバーンがあります。
この辺りまで上ってくると、少しずつ涼しくなってきます。それでも28℃くらい。
ここから見える景色は右手の方向に岩岳、その奥に八方尾根、さらに白馬五竜とおみとスキー場が続きます。いい景色ですねえ。
そして、上っていく先ではゴンドラからロープウェイに変わり、その終点がこのヒルクライムのゴールです。
おもしろいのはゴンドラに乗ろうとしている方たちが、なんとな~くこちらに気づいていて、
「自転車でどこ行くのかな?」
と思っていたら、ゴンドラの上から下を走っている自分たちを見つけて、ロープウェイの山頂についたら自分たちがいたという話。
ロープウェイには待ち時間があるので、あんまり変わらないようですね。
歩いて栂池自然園に行く皆さんはここからロープウェイに乗ります。
そしてここの気温は・・・。23℃!
下界と10℃違います。
さらに少し上ると、自然園の入り口につきますが周りの皆さんは完全に山歩きのいで立ち。
そりゃそうですよね。
そこに、自転車乗りが登場すると、ものすご~く浮きます。
気持ちいいほどに場違い(笑)
大抵の方が、どこから来たのか聞いてくださるので、お話しすると「信じられない」と言いますね。
ありがたいことです。
そんな場違いなことをするのが楽しくて、坂を上ってみました。
これ、下りは気持ちよさそうだね、と言われるんですが寒いんですよね。
23℃でジャージは汗だくですから、冷え冷えです。
これもまた楽しくて、下に行くころにはまた、
「アッツい!!」
と叫んでますから。
夏を満喫しました。
さあ、今日もいい1日にしよう!